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— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2015年10月15日
★前回ブログは⇒【日本代表のGKコーチが交代!≪その2≫中村航輔選手は呼ばれるか?東口順昭選手のスタメン起用はあるか?他のGKにもチャンスはくるか?】(☜)
日本代表のGKコーチが、リカルド・ロペスから、ハリルホジッチ監督の要請で、同郷のエンヴェル・ルグシッチへと交代した出来事に対する見解の≪その3≫です。≪その1≫(☜)≪その2≫(☜)とは、また異なる視点からの見解を述べていきたいと思います。
≪GKの「サプライズ招集」はあるか?≫
≪その2≫(☜)でも書いたように、「ハリルホジッチ監督は本来は『長身GK』を求めている」だろうと推測しました。
事実、「実力、経験、実績」が抜けているGKの「3強」である西川選手、川島選手、東口選手の3人以外に招集したGKを見ると、権田修一選手「187cm」、六反勇治選手「187cm」、林彰洋「195cm」…と全員「長身」である事が分かります。権田選手などはハリルホジッチ監督就任1試合目のチュニジア戦でスタメン起用されている(☜)事からも、当初の「序列」は西川選手や川島選手よりも高かったと思われます。
この中でも、特に招集が「サプライズ」だったのは、何と言っても六反選手でしょう。
六反選手は2年前まで、アビスパ福岡や横浜FMなどで、なかなか試合に出られない苦しいキャリアを過ごしてきました。昨年もベガルタ仙台で、1st開幕当初は関憲太郎選手のサブGKでした(☜)。
しかし、関選手のミスと、六反選手自身がナビスコ杯などで活躍した事から、以降、スタメンの座を奪うと、何と5月にはハリルホジッチ監督の日本代表に「初招集」されます。これには誰もが、驚きました。正に「サプライズ」です。
が、今、六反選手は、出色の活躍で再びスタメンの座を奪い返した関選手(☜)のサブGKに戻ってしまいました。よって、もし仮に今、「3強」の西川選手、川島選手、東口選手に「何か」があったとしても、Jリーグで試合に出ていない六反選手の招集は、考えられない(あくまでも「今現時点」では)。
かと言って関選手は、どれだけ出色の活躍を続けても「身長が低い」事から、ハリルホジッチ監督の日本代表に招集される可能性は低いでしょう。
では、「サプライズ招集」される可能性があるGKは、いないのか?
≪その2≫(☜)でも書いたように、ロシアW杯アジア最終予選が9月1日に始まるという極めて時間がない状況下で、「今すぐ」サプライズで新しいGKを呼ぶ…という事は、おそらく「ない」だろうと推測されます。GKの「サプライズ招集」があるとすれば、「最終予選の試合間隔が空く時期に行われる親善試合」などでしょう。
では、その時、「サプライズ招集」される可能性があるGKは、誰なのか?
正直「彼だ!」と該当するGKは、自分の中でなかなか出てこない…。
だから「サプライズ招集される可能性があるGKは誰か?」ではなく、あくまでも「今、僕が注目しているGKは誰か?」を、述べさせて頂きます。
これまで述べてきた「ハリルホジッチ監督が求めるGK像=本来は『長身GK』を求めている(だろうと推測される)」をもとに考えると、「体格的に」(あくまでも「体格的」に)ハリルホジッチ監督が求めるGK像の「条件を満たしている」のは…
アビスパ福岡GK神山竜一選手では、ないでしょうか?
神山選手。まず、ハリルホジッチ監督が重要視している(であろう)「身長」は「188cm」あります。欧州のGK界では「普通」の身長(☜)ですが、日本人GKの中ではかなり「長身」の部類に入ります。
そして、「身長」と同時にもう1つ重要なのが、「強さ」(☜)。「当たり負けしない、厚みがあるガッチリとした体格」です。
ハリルホジッチ監督は以前、東口選手に対して「もっと太れ(体をガッチリ大きくしろ)」と要求したと言われています。この事からも、ハリルホジッチ監督は「線が細い」長身GKではなく、欧州のGKのような「当たり負けしない、厚みがあるガッチリとした体格」の長身GKを求めている事が推測されます(かつ「俊敏に」「遠くに」動ける)。
神山選手は身長「188cm」あるのみならず、体重も「96kg」と、ハリルホジッチ監督が求めているであろうと推測される「体格」の「条件」を「満たしている」数少ない日本人GKです。
ただ、当然ながら、「体格だけ」で日本代表に呼ばれるなんて事は、まず、ない。神山選手が日本代表に呼ばれるためには、課題を克服し(技術的に気になる点がいくつかあります)、このまま福岡で試合に出続けて、さらに活躍を続け、ハリルホジッチ監督にその「実力」を認めさせなければなりません。それは、簡単な事ではありません。
それでも、神山選手がもつ体格などの「素材」は日本人GK屈指であり、今の日本のGK界において非常に「貴重」な存在。年齢はすでに31歳ですが、ドルトムントのGKヴァイデンフェラ―が30歳を過ぎてからドイツ代表に「初めて」選ばれたように、可能性は決してゼロではありません。
しかも神山選手が現在、福岡で正GK争いをしている相手は、韓国代表歴もあるイ・ボムヨン。つまり「代表級」のGKと日々、争っている訳です。その「代表級」のGKイ・ボムヨンから「完全に」実力で正GKを奪えれば、神山選手が日本代表に選ばれたとしても、何ら不思議ではありません(個人的にイ・ボムヨンには技術的に気になる点が多々ある。ただ、それでも福岡に来てから、だいぶん改善された印象)。僕は神山選手に、とても注目していますし、期待しています。
ファン目線からすると「神山なら、福岡で昨年、神山からポジションを奪った中村航輔の方が良い!」と思うかもしれませんが、その理論でいくと、横浜FMで「正GKになれなかった」六反選手が日本代表に「選ばれ」、横浜FMで「ずっと試合に出ていた」榎本哲也選手や飯倉大樹選手が日本代表に「全く呼ばれない」のは、説明が付きません。
≪その2≫(☜)でも書いたように、「『Jリーグ』と『世界』とでは、『求められるモノ』が違う」のです。
またハリルホジッチ監督が、その選手が「過去にどうだったか」よりも、「今どうか」を重要視しているのは、六反選手が昨年、試合に出始めたばかりの「5月」という段階で日本代表に初招集されている事実を見ても伺い知れます。神山選手は今季、まだリーグ戦に3試合しか出場していませんが、「実力」をハリルホジッチ監督に認めさせさえすれば、出場試合数に関係なく日本代表に呼ばれる可能性も決してゼロではありません(ただ「容易ではない」のは前述した通りです)。
以上、「サプライズ招集される可能性があるGKは誰か?」ではなく、あくまでも「今、僕が注目しているGKは誰か?」…は、アビスパ福岡GK神山竜一選手という事になりました(前節、サガン鳥栖を相手に3失点したけど、次節も試合に出られるかな…?)。
≪サンフレッチェ広島GK林卓人選手の招集は、ない?≫
サンフレッチェ広島GK林卓人選手は、どうか?
身長「188cm」、体重「87kg」と、ハリルホジッチ監督が求めているであろうと推測される「体格」の「条件」は満たしています(林卓人選手の詳細なGK分析は⇒【こちら!】(☜))。
そして、何と言っても昨年はJリーグで正に「獅子奮迅の活躍」で広島に優勝をもたらしています。僕の中で昨年のJリーグの「年間MVP」は林卓人選手です(☜)。それくらい、圧倒的な活躍でした。
にも関わらず、昨年、ハリルホジッチ監督は、林卓人選手を日本代表に「招集しなかった」。
昨年は川島選手が「無所属」になり8年ぶりに日本代表から外れ(☜)、権田選手も体調不良で日本代表を辞退する…という出来事があったにも関わらず…です。
昨年、林卓人選手があれだけの活躍をし、川島選手や権田選手の離脱もあって、「3強」以外のGKを日本代表に呼ぶチャンスが今まで以上にあったにも関わらず、呼ばなかった…。
つまり、これは、「ハリルホジッチ監督は、今後も林卓人選手を招集しない(林卓人選手を評価していない)」という事ではないか?…と、個人的には推測します。もし、林卓人選手を評価していれば、昨年ほど「日本代表に呼ぶのに適した年はなかった」はずなのに、それでも「呼ばなかった」訳ですからね。
監督やコーチにはそれぞれの「評価基準」がある(☜)ので、僕はハリルホジッチ監督の「決定」を尊重します。
ただ、GKコーチがルグシッチに変わった事で、今後、GKの「評価基準」が変わり、「招集されるGKも変わる」可能性もある(☜)ので、林卓人選手がハリルホジッチ監督の日本代表に招集される可能性も、全くのゼロではないと思います。
≪今の日本に「必要」な事とは?≫
これまで≪その1≫(☜)≪その2≫(☜)、そして今回の≪その3≫と書いてきたブログをご覧になって頂いてもお分かり頂けるように、GKにとって「身長」は必要不可欠な極めて重要な要素の1つです。
にも関わらず、日本では身長が低くても「小手先の技術が上手い(ように見える)」GKばかりが好まれ、「長身GK」が大事にされていない、上手く育成されていないように感じます。
「身長」は、「宝」なんです。
若い頃から、多少、技術がなくても「長身GK」が居たら根気良く育成していく、そのような「素材」(身長)を見逃さず、発掘して「将来、世界と戦うために」育成していく…事が、今の日本に必要な事だと考えます。
日本にも「長身GK」は、探せばいるのはいるんです(欧州ほど多くはないですが)。けど、これまでは「長身GK」があまり重宝されてこなかった…。理由は≪その2≫(☜)でも書いたように、日本のサッカーのスタイル的に「長身GKでなくても活躍できるから」。日本は物理的に「長身GK」が特段、必要とされる環境ではないんですね。しかし、「世界」と戦う上では、「長身GK」は必要不可欠なんです。
昨年、大学サッカーのデンソーチャレンジを観戦に行った際、僕が最も印象に残ったGKは、当時、全日本大学選抜の「サブGK」で、僕が観戦に行った試合では1分も出場がなかった前川黛也選手でした。例え試合に出ていなくとも、アップだけを見て印象に残る選手もいる。前川選手が印象に残った要因の1つは、やはり「190cm」という身長があったからです。※詳細は⇒『デンソーチャレンジGK分析 【後編】 「短所」と「印象に残ったGK」』(☜)
前川選手は関西大学を卒業後、ヴィッセル神戸への入団が内定しています。今後も前川選手には注目しています。
将来、「190cm前後の身長をもつGK」が日本代表に次から次に招集されるような時代がくる事を願い、今後も魂込めてGK活動を行っていきます。
ちなみに「身長」ですが、僕、実は34歳を過ぎてから今年36歳までに、何と「2cm」も伸びて(!)現在「187cm」になりました!「どうやって34歳を過ぎてから『2cm』も身長が伸びたのか?」についても今後ブログに書きたいと思いますので、乞うご期待!
※「身長」に関してはこちらもご参照下さい!⇒【背が低いGKがやるべき事は、本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」】(☜クリック!)
『【ロシアW杯アジア最終予選】日本、UAEにホームで敗戦!「GK勝負」で負けた日本』(☜)に続く。
※「note」でも「ブログでは決して書けない」より突っ込んだGK情報を配信中です!noteはこちら!⇒ https://note.mu/yoji_yamano
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②≪「海外挑戦すべきか、しないべきか?」 正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈前編〉≫
④≪「海外挑戦すべきか?」正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈後編〉 お金、治安、語学…目標はあるけど【決断】できない人へ≫
⑤≪「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法≫
⑥≪背が低いGKがやるべき事は本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」≫
⑦≪海外挑戦するなら言葉は勉強してはならない。外国語を覚える6つのコツ≫
⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
⑨【広島県の高校生GKの課題「7つ」 ≪GK分析レポート2015≫】
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