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★【ペップのサッカーに憧れる日本人。けど、日本が目指すべきは、むしろシメオネのA・マドリードのサッカー?】(☜クリック!)の続きです!!
「日本人GKがこのレベルに追い付くのは不可能だ」
ショッキングなタイトルだと思います。
「2035年までに日本を世界の『GK大国』へ」という目標を掲げている自分からすると、相応しくないタイトルかもしれません。
けど、これは、昨日の「A・マドリードVSバイエルン」のCL準決勝を観て感じた、嘘偽りのない率直な感想でもあります。
それくらい、全てが、ハイレベルだった。
GKが対峙する相手選手の動きとボール(シュート、クロス、パスなど)のスピード、精度、強度、タイミング…どれも、Jリーグや日本代表、そしてアジアとは、まるで次元が異なっていたのです。それをことごく跳ね返す両チームのGK、オブラクとノイアー…。
欧州のCLのレベルの高さは今に始まった事ではなく、当然、分かりきっていた事ですが、改めて見ると、やはりそのあまりの「差」の大きさに愕然とさせられました。まるで別の競技かと思うくらいの「差」が…。
そんなハイレベルの中で日常的にボールを受けている、オブラクやノイアーなどCLに出場するGKたち。
そりゃ、日本人GKがいくら「日本の中」でレベルアップしても、そもそも、日本サッカーのレベルがCLとはまるで異なるため、どうやっても「CLで通用する」能力は身に付きません。しかも身体能力など、生まれながらにもっているポテンシャルも向こうの方が上ですからね。さらに、オブラクに至っては、まだ「23歳」。この年齢から、このハイレベルの中で日常的にボールを受けている…かつ、元々のポテンシャルも向こうが上…。
だからこそ僕は、「日本人GKがこのレベルに追い付くのは不可能だ」と書いたのです。
「今のまま」では。
では、「日本人GKが欧州のCLレベルのGKに追い付く」には、どうすれば良いのか?
そのためには、もう、
『日本人GK自身が欧州に出て、CLレベルの中でボールを受けるしかない』ですね。
日本で基礎技術などを徹底して身に付けておき、欧州に移籍してよりハイレベルな環境の中でボールを受け、さらにレベルアップする。それしかないです。オマーン代表GKアルハブシが中東⇒ノルウェー⇒英プレミアとキャリアアップしてレベルアップしたように。
けど欧州に移籍しようにも、実力を認められてオファーがこないと移籍できないですからね。そこがまず日本人GKにとって非常に高い壁で難しいところ。アルハブシは194cmと体格的に非常に恵まれていたので欧州移籍に有利でしたが、日本人GKは一般的に体格的に恵まれておらず、欧州でプレーするには大きなハンデを背負っていますから。⇒【世界で活躍するには″最低″185cm必要】(☜クリック!)
よく「日本人GKは語学ができないから海外(欧州)移籍できない」と言われますが、違います。もちろん語学ができれば有利な点はありますが、語学より何より、まず「実力」がないと海外(欧州)移籍は不可能です(☜クリック!)。アルハブシは英語ができませんでしたが、欧州に移籍しています。結局は「実力」なのです。日本代表の常連だった日本屈指のGK権田修一選手でさえ、オーストリア3部リーグ(しかも本田圭佑選手がホルンの経営に関わっていなければ、移籍は実現してなかった可能性が高い)。日本代表の常連となりつつあるサガン鳥栖GK林彰洋選手でさえ、ベルギー3部リーグでした(しかも試合にはあまり出られなかった)。そう考えると、ベルギー1部の名門スタンダールで正GKも務め長年、欧州で活躍している川島永嗣選手がいかに凄いか、お分かり頂けるかと思います。
「日本人GKが欧州のCLレベルのGKに追い付く」には、どうすれば良いのか?
1つ目の方法は上記の「日本人GK自身が欧州に出て、CLレベルの中でボールを受ける」事。
では、他には?
それは、
『Jリーグのレベル自体が欧州のCLレベルにまでレベルアップする』事。
日本でプレーしてても「CLレベル」と同等のレベルを日本人GKが体感できる環境にならないと、一生、CLレベルのGKに日本人GKが追い付くのは、不可能です。
日本代表GK川島選手が今年、レスターに練習参加して感じたのが「今まで受けた事がないくらい、シュートが重かった」という事。これは、日本はもちろん、ベルギーでも味わえなかった事だと、川島選手は驚いていました。
「練習」でさえ、そうなのです。
川島選手は練習で数日間、レスターのシュートを受けただけですが、川島選手がレベルの違いに驚くほどのシュートを、練習はもちろん、プレッシャーがかかる、さらにハイレベルな英プレミアの公式戦の中で日常的に受けているレスターGKカスパー・シュマイケルに、日本人GKが今のままで勝てるでしょうか?いいえ。残念ながら、「今のまま」では一生かかっても勝てません。
Jリーグもレベルアップしていますが、欧州はもっとレベルアップしている。同じスピードでレベルアップしてては、50年経っても、100年経っても、欧州のCLレベルには追い付けません。これが現実です。
Jリーグが欧州の2、3倍のスピードでレベルアップし、それを最低でも数10年かけないと、とてもじゃないけど、CLレベルに追い付くのは不可能です。
ただ、それを成し遂げないと、日本人GKがCLレベルのGKに追い付くのも、不可能。「無理だ」と諦めるのではなく、「何としてもCLレベルに追い付き、追い越すんだ」という強い気持ちで今後も取り組んでいかなければなりません。僕もそういう気持ちを常に忘れず、今後もGK指導に全力で励んでいきます。
最後に。
「日本人GKが欧州のCLレベルのGKに追い付く」には、どうすれば良いのか?
3つ目の方法は、
『他競技もどんどん取り入れ、吸収する』事。
これはあくまでも、僕独自の考えです。詳しくはこちらのハンドボールのGKの記事に動画や図を用いて魂込めて書きましたのでご覧下さい。⇒【ハンドボールのGKの「凄さ」。なぜ、ハンドボールから、サッカーのGKを考える必要があるのか?】(☜クリック!)
日本人GKが欧州のCLに出場するチームでプレーするのは、なかなか難しい。
Jリーグ自体がCLレベルにまでレベルアップするのは、それより遥かに難しい。
では、どうするか?
ハンドボールでもフットサルでも野球でもラグビーでもテニスでも卓球でも古武道でも…とにかくサッカーに活かせるものなら何でも良いから、国内外の「他競技」から学べるものはどんどん学んで、どんどん取り入れ、良いものはどんどん吸収し、CLレベルのGKに負けないくらいの能力を独自の方法で身に付けるしかない。
「日本のサッカー」の中だけでは補えないものは、「他競技」から補う。
これも1つの方法ではないかと、僕は考えます(方法は今回、挙げた3つ以外にもあると思います。それぞれが頭を使ってアイデアを振り絞って取り組んでいかなければなりません)。
タイトルには「日本人GKがこのレベル(欧州のCLレベルのGK)に追い付くのは不可能だ」と書きましたが、あくまでも「今のまま変わらなければ」不可能だという意味で、上記の3つの方法が実践できれば、決して不可能ではありません。僕は諦めていません。
ただ、それは、とてつもなく難しいミッション。
可能性を信じて、微力ではありますが、今後も自分にできる事を魂込めて全力で行っていきます!!
※今回はこちらに書いた事情もあり(⇒【神様の無情の仕打ち。それでもアルビレックス新潟GK川浪吾郎選手に見えた、確かなる「希望」と「可能性」】☜クリック!)、GKの細かなプレー分析は行いません。ご了承下さい。またの機会にできれば幸いです。よろしくお願いします。
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⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
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★New!⑩≪GKのコーチングは、何を、どう、伝えれば良いのか?GKのコーチングを、味方によく聞いてもらえる「コツ」とは?≫
非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。
これほど、もったいない事はありません。
自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟
【なぜ「55試合連続フル出場」中で「2季連続リーグ最少失点」のGKを勝ったのに代えるのか?】(☜クリック!)
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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。
このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢(生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)
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