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眠いです。
今朝、早朝の「A・マドリードVSバイエルン」のCL準決勝を観た方は、みんなそうだと思います。やはり日本やアジア諸国にとって致命的な問題は「欧州と遠く、欧州の試合がアジアの深夜や早朝にある事が多くて、観戦が困難」だという事。これって、実はメチャクチャ大きいと思うんですよね。ホンジュラスではCLなど欧州の試合はホンジュラス時間の昼頃の放送が多く、とても助かっていました。
今朝の試合を観て感じた事はたくさんあるのですが、時間がないので、あまり細かな戦術論には触れず、今回は簡単に書きたいと思います。
日本ではペップのサッカーに憧れる人が多いです。特にバルサ時代のペップのサッカーの信望者は多く、指導者の中にも、自チームでペップのサッカーを志向する人は多い。
もちろん、ペップのサッカーは素晴らしいですが(特にバルサ時代のサッカーは本当に素晴らしかったし、強かった)、それが「日本人に合っているのかどうか」は、また話が別だと思います。確かに「日本人に合っている」部分もあるとは思いますが…。
フィジカルなど個の能力で劣り、1対1ではなかなか世界に勝てないと言われる日本は、持ち味のテクニックや運動量を駆使し、ポゼッションを大事にして全員で崩すサッカーが必要だと、そういった事が確か、JFAの指導教本にも書かれていたと思います(書かれている事はそれだけではなく、もっと多岐に渡る事が書かれています)。これは理に適っている。
けど、そういうサッカーで臨んだ2014年のブラジルW杯は、しかし、大惨敗に終わりました。⇒【「裸の王様」だった「史上最強」の日本代表は、あまりにも弱かった】(☜クリック!)
本当に、そういうサッカーは日本人に合っていたのか?
本当に、それは日本の目指すべき方向性だったのか?
多くの日本人が「日本のサッカー」「日本の目指すべき方向性」の再考を迫られ、葛藤しています。
そんな中、シメオネのA・マドリードのサッカーを見た時、「このサッカーの方が、むしろペップのサッカーよりも日本人に合っているんじゃないか?日本の目指す方向性は、むしろこっちじゃないか?」と、ふと感じたのです。
全員で組織的にハードワークしてボール奪取し、相手の攻撃をことごとく阻止。組織力とハードワークはもちろん、1対1の状況でも、とにかく球際は絶対に譲らない。球際に対する執着心は本当に凄まじかったです。その凄さは、ペップが試合後「球際で一度も勝てなかった」と脱帽したほど(☜クリック!)。これはアルゼンチンサッカーに対する「最高の褒め言葉」。なぜならアルゼンチンサッカーの基本は、まず「球際で負けない」事から始まるから。それをスペインのチームで戦術を駆使して組織の中で高次元に機能させる。「シメオネ、恐るべし」…です。
こういうシメオネのA・マドリードのサッカーを、日本人に照らし合わせてみると…
日本人は運動量と組織力が持ち味と言われており、監督から与えられた戦術や役割を忠実にこなして組織的にハードワークするのは、むしろ得意(その質はまだまだ欧州トップレベルには及びませんが)。
1対1や球際の強さは日本人が苦手とする部分ですが、球際に対する「執着心」に関しては意識次第で改善できるし、逆に「足りない」部分だからこそ、そこを注入する必要があると考えます。
こうして見た時、「シメオネのA・マドリードのサッカーは、日本人に合うのではないか?」と感じたのです(もちろん、このサッカーを日本人がA・マドリードと同レベルで実践するのは容易じゃありませんが)。
シメオネに限らず、アルゼンチン人監督って、世界中で結果を出しまくっています。
それは欧州トップリーグに限らず、例えばホンジュラスでも、長く優勝から遠ざかっていた強豪モタグア(☜クリック!)がアルゼンチン人監督が就任すると1年目でいきなり優勝しました。彼のサッカーは決してスペクタクルじゃないし面白くもなかったし、強豪のプライドをかなぐり捨てた超守備的なサッカーでしたが(A・マドリードのサッカーとは、また全然、違う)、どんなサッカーであろうと、とにかくアルゼンチン人監督は「結果」を出すんですよね。横浜マリノスも昔、アルゼンチン人監督のソラーリが来て、確かに途中退団しましたが、最終的には彼から監督を引き継いだ早野監督がその年に優勝を成し遂げています。アルゼンチン人監督は「即効性」もあるんですよね。
ソラーリは高卒2年目のGK川口能活選手も正GKに抜擢しています。当時、マリノスには、日本代表GKだった松永成立選手がいたにも関わらずです。このような選手起用は、当時の日本人監督ではできなかったと思います。良ければ若手だろうが何だろうが、使う。そして悪ければ、同郷アルゼンチンのスーパースターであるラモン・ディアスでさえ、容赦なく、切る。正に、完全なる「実力主義」。これもアルゼンチン人監督の特徴かもしれません。けど、この「厳しさ」が、選手を本当の意味で「成長」させるんですよね。ソラーリが「正しかった」事は、その後の川口選手の活躍を見ても明らかです。ソラーリがいなければ、川口選手のデビューはあと3~5年は遅れていたでしょうし、その後の大成功を収めた川口選手も、なかったかもしれません。
昔はこのようにマリノスがアルゼンチン人監督やアルゼンチン人選手を招聘していたのですが、現在のJリーグは、アルゼンチン人がめっきりいなくなってしまいました(かつてはアビスパ福岡にもピッコリやトログリオ、コンサドーレ札幌にもウーゴ・マラドーナなどアルゼンチン人がいました。ピッコリが監督の時のアビスパは、強豪ではなくファールも多かったですが、非常に粘り強くて一筋縄ではいかない、嫌らしいチームだった記憶があります)。
ペップのサッカーも日本人に合う部分があるし、シメオネのサッカーも日本人に合う部分がある。どちらにも良い部分がありますが、個人的にはアルゼンチン人監督の日本代表も見てみたいです(当然、岡田武史監督以来の日本人監督も見てみたいです)。
そして、日本代表に限らず、日本サッカー全体の進むべき方向性として、アルゼンチンサッカーからも学べる事、吸収できる事、いや、学ばなければならない事、吸収しなければならない事がたくさんあると、シメオネのA・マドリードのサッカーを見て感じました。
最後に。
バイエルンと言えば、やはり2013年にCL優勝したハインケス時代のバイエルンのサッカーが好きじゃったのう。※ドルトムントとのCL決勝のGK分析記事は!⇒【ロッベンのゴールから日本の「決定力不足」の解消法を考える】(☜クリック!)
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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。
これほど、もったいない事はありません。
自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟
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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。
このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢(生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)
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