【GK論】強豪相手に好守連発で3試合連続無失点。アルビレックス新潟GK守田達弥選手は、今度こそ「覚醒」したのか?


 

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★前回ブログは!⇒『【GK論】ジュビロ磐田GK八田直樹選手が見せた確かなる「成長」と「進化」。しかし、それでも大きかったカミンスキーとの「差」。(+「1VS1」のベストな対応法)』(☜クリック!)

 

 

現在、アルビレックス新潟GK守田達弥選手が、素晴らしい活躍を見せています。

G大阪、浦和レッズ、川崎Fという強豪を相手に、好守連発で「3試合連続無失点」。浦和戦ではアウェーでPKも止めました。

 

昨日の川崎F戦も、守田選手の活躍がなければ、負けていたでしょう(ただ、それは川崎Fも同じで、チョン・ソンリョン(☜クリック!)の活躍がなければ、川崎Fも負けていたでしょう。この日のチョンのプレーに関しても、ブログで書ければ書きたいです)。

前半の序盤。PA内での相手選手との1VS1のピンチ。※GKの「1VS1」のベストな対応法は!⇒【こちら】(☜クリック!)

守田選手は相手と接触しながらも、ボールに対して抜群のタイミングで飛び込む「勇気」あるプレーで、失点を防ぎます。文字通り「体を張った」守田選手の魂のプレーがチームを救いました

以降、度重なるピンチを好セーブで守り切り、強豪相手の「3試合連続無失点」を達成します。

 

 

 

守田選手は元々、非常に高いポテンシャルをもったGK

「殻を破れれば」、日本人屈指のGKになれる可能性をも秘めています

 

しかし…。

その「殻」を、長きに渡って、なかなか破れなかった…。

 

良い時は非常に良いのですが、そうかと思うと、軽率なミスを犯してしまう。

自信満々かと思えば、別の試合では不安そうにプレーしてしまう。

思いっ切ってプレーしたかと思えば空回りし、飛び込むべき状況ではないところで飛び込んでPKを与えたり、ハイボールに触れなかったりして、やられてしまう。

 

今一、「気持ち」と「プレー」が噛み合わない…。不安定な状態が続いていました。

 

そんな中。

今季から新潟の新監督に就任した吉田達磨監督が、ついに「大きな決断」を下します。

 

これまで何があっても「不動」だった守田選手を、「スタメンから外した」のです。

 

僕の記憶では、新潟移籍後、怪我など以外で守田選手が「スタメンを外れた」のは初めてだったはず。

吉田監督が守田選手に代わって起用したのは、川浪吾郎選手でした。

※詳しくは⇒【神様の無情の仕打ち。それでもアルビレックス新潟GK川浪吾郎選手に見えた、確かなる「希望」と「可能性」】(☜クリック!)

 

川浪選手は過去に1試合しかJ1で出場した事がない。しかも、これが「2年ぶり」となる出場でした。決して、経験と実績が豊富とは言えないGKを、「降格」もあり得る勝負が懸かったリーグ戦で起用するのは、監督として本当に「勇気」が要る決断。その決断には大きな「重圧」があったはずです。

 

吉田監督のこの「勇気ある決断」が、「後の守田選手の活躍に繋がった」…と、僕は感じています。

 

川浪選手は出場したリーグ戦3試合で「未勝利」と結果こそ出せませんでしたが、GKとしての高いポテンシャルは見せました。当然ながら守田選手は、そういう川浪選手の姿をベンチから見ている訳です。これを見て何も感じない選手は、いない。

 

そして大きかったのが、川浪選手に交代した事で「例え守田選手であっても、プレーが良くなければスタメン落ちする」事が、守田選手自身はもちろん、他のGKにも、チーム全体にも、メッセージとして伝わった事でした。

 

吉田監督の「勇気ある決断」(守田選手から川浪選手に代えた決断)が、守田選手に「刺激」や「危機感」…他にも様々なものを与えたのは、間違いありません。

 

守田選手は10節の鹿島アントラーズ戦で、3試合ぶりのスタメン復帰。この試合こそ1-2で敗れてしまいますが、その後、G大阪、浦和、川崎Fと強豪相手に好守連発で「3試合連続無失点」を達成します。

 

守田選手のプレーを見ていて、「何かが吹っ切れた」ように見えました。

 

昨日の川崎F戦。鋭い反応で好守連発。魂溢れるプレーぶりでした。

けど、「鋭い反応」や「魂溢れるプレー」は、以前からあったのです(良い状態の時は)。

 

では、何が「変わった」のか?

 

「鋭い反応」や「魂溢れるプレー」に、さらにもう1つ「冷静さ」が加わったように思います。

「冷静さ」が加わった事で、やっと「気持ち」と「プレー」が噛み合ってきました

 

前述した川崎F戦の1対1セーブ。ああいう勇気ある飛び出し自体は、以前もあったんです。

けど以前は、気持ちばかりが先行して、飛び込むべき状況ではないところで飛び込んでPKを与えたり、ハイボールに触れなかったりして、やられていた。「冷静な状況判断」さえできていれば防げていたミスも多かった(もちろん、ミスが起こる要因はそれだけではないですが)。

 

今の守田選手は、熱い気持ちの中でも、頭は「冷静」にプレーできているように感じます。

 

そして、続けて結果が出ている事で、「自信」に満ち溢れています。

 

以前の悪い状態の時は、プレーに「迷い」が感じられましたが、今はそういった「迷い」が見られません。

 

GKとして高いポテンシャルをもちながら、長きに渡って、なかなか「殻」を破れなかった守田選手。

 

では、今度こそ、守田選手は、「殻」を打ち破り、「覚醒」したのか?

 

 

僕は、その判断は、「まだ早い」と思います。

 

 

守田選手に「変化」が見え、良いプレーを見せ始めてから、「まだ3試合」。

今の状態を今後も「持続」していけるか…?そこが「最大の焦点」です。

また個人的には、守田選手のプレーの中で、「以前と変わらない問題」が1つ見られるのも気になります。今は「そこ」でやられてませんが、またやられる可能性は充分にあります。

 

ただ、確実に、「殻を破りつつある」のは、間違いない。

 

実は守田選手だけではなく、川浪選手もナビスコ杯で古巣の強敵・柏レイソルを相手にやっと今季の自身「初勝利」を挙げ、「殻を破りつつある」。

 

守田選手と川浪選手。

2人の「高いポテンシャルをもつGK」が、共にその「殻を破りつつある」状態なのが、今のアルビレックス新潟のGK陣なのです。

 

今の守田選手は、良い。

けど、川浪選手も、良い。

 

川浪選手も確実に「殻を破りつつあり」、守田選手も全く「安泰ではない」と僕は考えます。

何より吉田監督は、ずっと「不動」だった守田選手を「初めて代えた」監督です。守田選手のプレーが良くなくなれば、「また、代える」可能性は、高い。その事は守田選手自身が一番よく分かっていると思います。その「危機感」も守田選手の今の活躍に繋がっているはずです。

 

守田選手と川浪選手が共に「殻を打ち破って」、本当の意味で「覚醒」した時…。

 

日本を代表するGK」が、新潟から生まれるかもしれない。かつての東口順昭選手のように。

 

日本サッカー界のためにも、そうなって欲しいと心から願っています。

 

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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。

 

これほど、もったいない事はありません。

 

自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟

 

なぜ「55試合連続フル出場」中で「2季連続リーグ最少失点」のGKを勝ったのに代えるのか?】(☜クリック!)

 

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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。

 

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