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— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2015年10月15日
★前回ブログは⇒『【リオ五輪】「中村航輔を起用していれば」本当にナイジェリア戦の結果は「変わった」のか?』(☜)
手倉森監督に率いられたリオ五輪・日本代表は、残念ながら「GL敗退」という結果に終わってしまいました。
メディアや一部ファンの間では「ナイジェリア戦からGKが中村航輔だったらGL突破できた」(☜)「もっと良いOAの選手が呼べていれば勝てた」「日本もベスト4くらいまでいく力はあった」「ホンジュラスよりは強かった」など、多くの「たら、れば」と、根拠のない「仮説」が繰り広げられていますが、何をどう言ってもリオ五輪で残ったのは「日本=GL敗退」…この「結果」だけです(ホンジュラスはベスト4)。
※リオ五輪の日本代表に関するメディアや一部ファンの「井の中の蛙、大海を知らず」的な偏った論調、他国の成功へ敬意欠く論調などについては、以下のリンク先に魂込めて書いて警鐘を鳴らしました。ご覧下さい⇒【こちら】(☜)※下にスクロールするとあります。
日本が「五輪でメダル獲得(ベスト3以上進出)」を果たすには、小さな「たら、れば」程度では到底、足りない…そう感じています。
では、どうすれば良いのか?
主に「3つ」の重要な要素があると考えます。
①≪ここぞで試合を決めれる圧倒的な実力を誇るOAの存在≫
ホンジュラスを応援していたのでよく分かるのですが、今回で言えばブラジル、ドイツ、ナイジェリア…ベスト4からさらにその上の「ベスト3以上(メダル獲得)」に行くには、さらに「1ランク上のレベル」が求められ、本当に難しいなと。
ブラジルはOAのGKウェベルトンも大会通じて出色の活躍(決勝まで「5試合連続無失点」。大会通じて失点は決勝のドイツ戦の1失点のみ)。ナイジェリアのミケル、ブラジルのネイマールなど「ここぞで試合を決めれる圧倒的な実力を誇るOAが居る事」はメダル獲得の必須条件だと感じました。
これが1つ目の「重要な要素」。
で、それほどの能力をもつOAが日本に居るか?…と言うと、疑問。だから「ベスト3以上(メダル獲得)」まで行くのは、非常に難しい…というのが現状です。
ホンジュラスも今回は海外組のOAが所属クラブの事情などで1人も招集できなかったので(U-23の選手も呼べない海外組の選手がいた。メンバー18人中16人が国内組)、ベスト3以上の国とはやはりどうしてもOAやU-23の選手の戦力差を感じざるを得ませんでした。ベスト4までは何とか行けるが、ベスト3以上は本当に難しい(ベスト4も充分に難しいが)。
今回のホンジュラスの戦力や資金力(強化費など)だと、ベスト4が限界だったのかな…と素直に感じています。ホンジュラスを応援していたからこそ、それを強く感じた大会でした。
②≪世代別代表で五輪以前に、前もってW杯など世界大会に出場して結果を出しておく、「世界」を経験しておく≫
ホンジュラスに関しては限られた戦力(18人中16人が国内組)、限られた資金力(中南米最貧国)の中でも、直近の2015年U-20W杯は出場しているし、2013年U-17W杯では日本のベスト16を上回るベスト8進出(☜)を果たしています。U-15代表から含め、近年のホンジュラスは、ほぼ全ての「世代別代表の世界大会」に出場し、結果を出しています。
今回のリオ五輪で大活躍したエリスなどは前述のU-20W杯、U-17W杯にも出場して活躍しており、リオ五輪の「ベスト4」という好成績は、U-15~U-20代表までのホンジュラスの長年の一貫強化が身を結んだ結果と言えます。決して偶然ではなく、それだけの「過程」を踏んで辿り着いた「結果」だったのです。
U-17W杯、U-20W杯に出場し、そこで「世界」を前もって経験して結果も出していた今回のリオ五輪・ホンジュラス代表の選手たちは、五輪で対戦した「世界」にも戸惑う事なく、堂々と力を発揮する事ができました。そこがGL敗退した日本との「差」の1つだったのではないかと思います(唯一、準決勝の「マラカナ」のブラジル戦だけは未だかつて経験した事のない舞台とプレッシャーでパニックに陥っている選手が数名、見受けられましたが。ただ、それも今回「経験」したので、彼らは今後さらに成長するはずです)。
「世代別代表で五輪以前に、前もってW杯など世界大会に出場して結果を出しておく、『世界』を経験しておく」
これが2つ目の「重要な要素」です。
※2014年。自身がU-20ホンジュラス代表GKコーチだった頃(☜)の写真(U-20ホンジュラス代表)。この内の4人(エリス、パス、ジョウ、ケビン)が今回のリオ五輪に出場し活躍。そしてこのU-20代表の選手の内8人が2013年U-17W杯ベスト8のメンバー。「下のカテゴリーの世代別代表からの長年の地道な一貫強化」がリオ五輪で花開きました。
③≪「世界」での経験と実績がある監督の存在≫
しかも、そうやって世代別代表で育まれた「良い素材」を、2014年ブラジルW杯でコスタリカを史上初のベスト8進出(☜)に導いた名将ピント監督という「一流シェフ」が最高の料理に仕上げた。
ホンジュラスの選手がどれだけU-17W杯、U-20W杯で経験と実績を積んでいると言っても、もし監督がピントでなければ、今回のホンジュラスのリオ五輪「ベスト4」進出の快挙は、あり得ませんでした。
それくらい「『世界』での経験と実績がある監督(ピント)の存在」は大きかった。
「『世界』での実績と経験ある監督を呼ぶ事」
これが3つ目の「重要な要素」です。
ブラジルなど圧倒的戦力と実力を有する「五輪ベスト3以上の国」に対抗するには、この「3つ」の重要な要素が不可欠だと思います。
それでもなお、本気のブラジルなど「五輪ベスト3以上の国」に勝ってメダル獲得するのは容易ではありませんが…。
ただ、ロンドン五輪はホンジュラスも英プレミアでプレーするOAを呼べたりしたのに、今回のリオ五輪はホンジュラスに限らず、ネイマールを招集できたブラジルは例外として、軒並み欧州で活躍する有力選手を招集できないなど、「五輪の価値」自体がどんどん下がっていっている事から、2020年の東京五輪の頃にはもっと価値が下がり、他国がそれほど本気でこない可能性もあるので、そうなると日本にも「メダル獲得(ベスト3以上進出)」のチャンスは出てくるかもしれません。
どうなる、日本サッカー…?
その前に、もうすぐ(9月1日から)始まるロシアW杯アジア最終予選。
日本代表のGKに関する記事も書いていますので、ご覧下さい⇒【日本代表のGKコーチが交代!≪その3≫「サプライズ招集」される可能性があるGKは?】(☜)
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②≪「海外挑戦すべきか、しないべきか?」 正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈前編〉≫
④≪「海外挑戦すべきか?」正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈後編〉 お金、治安、語学…目標はあるけど【決断】できない人へ≫
⑤≪「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法≫
⑥≪背が低いGKがやるべき事は本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」≫
⑦≪海外挑戦するなら言葉は勉強してはならない。外国語を覚える6つのコツ≫
⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
⑨【広島県の高校生GKの課題「7つ」 ≪GK分析レポート2015≫】
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