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— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2015年10月15日
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『日本代表の正GKは、なぜ西川選手ではなく、川島選手なのか?』(☜クリック!)
『ブログ【日本代表の正GKは、なぜ西川選手ではなく、川島選手なのか?】に対するコメントへの回答』(☜クリック!)
…に対して、本当にたくさんの反響を頂きました。賛否両論、あらゆるご意見が届きました。
上の2つのブログを見ても「川島選手と西川選手、他の日本人GKとの『差』が、まだよく分からない」という人のために、これから時間がある時に回を分けて少しずつ分析と解説を書いていければと考えています(これは本当に膨大な時間と労力を要する作業になるので、「少しずつ」させて下さい。よろしくお願いします)。
その最初の一歩として、今日はこのテーマ。
「川島選手は、本当に『ミスが多い』のか?」
…について書きます。
巷ではとにかく「川島はミスが多い!」と批判されます。「川島ほどミスが多いGKはJリーグでもいない!」とか「川島を使うくらいなら西川や権田、東口などの方がよっぽど安定してて良い」とか…。
これは果たして本当なのでしょうか?
上の写真は川島選手が大きな批判にさらされている先日のイラクとの親善試合で犯したハイボールのパンチングミスです。ハイボールに対して飛び出してパンチングするも、相手選手と接触して中途半端なパンチングとなり、ボールは目の前の敵のもとへ…。ガラ空きのゴールにボールを押し込まれそうになり「あわや失点」というピンチを招きました。これは確かに、川島選手の「ミス」です。ファンの間でも一様に「それ見た事か!相手に向かってボールをパンチングするGKなんかJリーグでもいない!川島、代えろ!」と批判の嵐が沸き起こりました。
ならば、同じ「ハイボール」(☜クリック!)で、JリーグのGKたちと川島選手を比べてみましょう。
下の動画は今年、行われた「G大阪VS浦和」のゼロックスの後半フルタイム動画です。
注目して欲しいのは「12:58~16:18」の約3分間。
ご覧になられましたか?G大阪GK東口選手が僅か「約3分間」の間に「ハイボールに飛び出すも、触れない」というミスを、実に「3度」も犯している事が分かります。しかも、3度目のミスは2度目のミスの僅か「36秒後」に起こっています。
約3分間に、3度も同じハイボールミス。
さらに注目して欲しいのが上の動画の「20:58」。浦和のクロスが上がり、決定的なシュートを打たれます。このシーン。ボールはゴールエリアの中、しかも東口選手から約2mと非常に近い位置に飛んできました。東口選手ほどの高い能力をもつGKなら「前に出て処理できた可能性が高い」と僕は考えます。にも関わらず東口選手は前に出れなかった…。
では、なぜ東口選手は「前に出れなかった」のか?それは、その直前に立て続けに「3度」も「ハイボールに飛び出すも、『触れない』」というミスを犯しているため、それが「失敗体験」として頭に強く残り、今度は心理的に「出れるボールに対しても出れなくなってしまった」のです。
このミスも含めると、実に「約8分間」に「4度」も「ハイボールミス」を犯している事になります。
川島選手が「ミスが多い!」とよく批判されますが、その川島選手でも「約3分間に3度」「約8分間に4度」も立て続けに同じミスを繰り返した…というシーンは、さすがに見た事がありません。
さらに、イラク戦の川島選手のハイボールミスと、この東口選手のハイボールミスを比べてみます。どちらも同じハイボールミスのようですが、実は違います。川島選手はボールに「触っている」、東口選手は全て「触れていない」。ハイボールミスの場合、どちらがより重いミスかというと、後者の東口選手の「触れていない」の方になります。なぜか?
川島選手のイラク戦のハイボールミスの動画(☜リンク先の「1:20:50」)を見てもらえれば分かりますが、あの場面、もし川島選手がボールに触っていなければ、その時点で相手選手(背番号2)にヘディングシュートを許していた可能性がありました。川島選手がパンチングした場所が悪かったので結果的には「ミス」になってしまいましたが、少なくとも最初のヘディングされるピンチは「防いでいる」事になります。
しかし今回の東口選手のように、そもそもボールに「触れていない」となると、その最初のピンチさえも「防げていない」事となり、川島選手の「触っている」よりも失点のリスクは、高い。しかも、それが僅か「約3分間」の間に「3度」も立て続けに起こったのです。4つ目も含めると、「約8分間」の間に「4度」。これだけ短時間に同じミスが続きながら、失点しなかった事が、不思議でした。
「失点しなかった事が、不思議」
そう。ここにファンの皆さんが「川島はミスが多い!他のJリーグのGKの方がミスが少ない!」と誤解してしまう「カラクリ」があります。
今回の東口選手の「4つのミス」は、そのいずれも、もしレベル「7~10」のW杯であれば全てが失点に直結し「0-4」で負けていた可能性がありました。それくらい、危険なミスでした。
ところが、結果は…。皆さんもご存知のように、この試合はG大阪が「2-0」で勝っています。「8分間の間に4度も同じミスを犯したGKがいるチームの方が、2-0で完封勝利」しているのです。皆さんも冷静に考えたら、これって凄く「不思議」じゃないですか?
つまり、こういう事です。☟
「JリーグのGKの方が川島選手よりもミスが少ない」のでは決してなく、JリーグのGKたちもたくさんミスを犯しているのだけれど、Jリーグではそれが相手のシュートミスで「失点」に繋がっていなかったり、「勝敗」に影響していない事がよくあるので、見ているファンはミスがあった事に「気付いてさえいない」事が多い(☜クリック!)のです。
あるいは仮に「気付いた」としても、ミス後も相手のシュートミスで失点せず何事もなかったかのように時間が流れ、結果的にGKがミスした方のチームが勝ってしまう事もよくあるので(今回、紹介したゼロックスのように)、そんなミスが発生した事など、ファンも試合後には「忘れてしまっている」事も多いのですね。
このゼロックスの東口選手の、僅か数分の間に起こった3、4度の立て続けの同じミスが、巷で川島選手のように「厳しく叩かれた」という話は聞いた事がありません。それはファンがそのミスに「気付いてさえいない」か「忘れてしまっている」かのどちらかだからではないでしょうか?
GKのミスに「気付いてさえいない」「忘れてしまっている」のだから=「JリーグのGKはミスが少ない」というイメージになるのも当然です。対照的に「代表」におけるミスというのは、ファンの印象に強く残ってしまうもの。その結果、「JリーグのGKの方が川島選手よりもミスが少ない」というイメージになってしまうのです。
JリーグのGKにたくさんミスが起こっているのは、このゼロックスの東口選手だけではありません。
僕は今年のJ1の全ての失点シーンを見て分析してきましたが、東口選手に限らず、他のGKも含めると、毎節「GKのミス」による失点が起こっています。「毎節」です。そして、それらのミスは、ポジショニングのズレ(☜クリック!)だったり、飛び出す判断(☜クリック!)の悪さだったり、プレジャンプの高さやタイミングの間違い(☜クリック!)だったり…という部分で、ファンが「気付きにくいミス」が多い(こういうミスは、むしろ川島選手の方がJリーグのGKよりも少ない)。TVの実況や解説もこういうミスに全く触れないので、余計にファンは気付けません。
しかし、ザッケローニにしてもアギーレにしてもハリルホジッチにしても彼らに付いているGKコーチにしても、評価する側の人間はこういう「気付きにくいミス」を決して見逃しません。彼らは「Jリーグで通用するかどうか」という基準ではなく、「W杯で通用するかどうか」という基準で見ているので、例えJリーグでGKがファインセーブを見せて無失点に抑えても、今回のゼロックスの東口選手のように僅か数分間で立て続けに同じミスが起こったシーンを見ると「あ、もしこれがW杯だったら失点して0-4で負けているな。これでは代表の試合で起用するのは難しいな」と評価します。彼らは「レベル5~6のJリーグでミスがこれだけ起こるなら、レベル7~10のW杯では『さらに多くのミスが起こる』と計算します。だからこそ、川島選手以外のGKには、なかなか代表戦でチャンスがこない。元々の「GKとしての能力」も川島選手の方が高い(☜クリック!)のですから、なおさらチャンスはきません。
ちなみに今回、紹介した東口選手の「ハイボールに飛び出すも、触れない」というミスに関して言えば、実は今季、東口選手は他の試合でも同じミスが起こっており、失点にも直結しています。
※「4:29」のウタカの得点。分かりにくいかもしれませんが、東口選手はクロスに対して「出て処理する」と判断しましたが、結果的にはボールに「触れず」、後ろから走り込んだウタカに決められました。非常に難易度が高いボールではありましたが、GKの鉄則は「出ると判断したからには、100%ボールに触らなければならない」です。「出たのにボールに触れない」と、それが例えいかなる状況であったとしても「GKのミス」となります。その事を東口選手自身が誰よりもよく分かっているからこそ、失点後、こんなにもうなだれていたのだと思います。
「ハイボールミス」で言うと、同じく日本代表GK権田選手も今季、ハイボールミスから失点しています。
※「2:23」。これは前述のイラク戦の川島選手の「パンチングミス」と似ていますが、少なくとも「前」にボールを飛ばした川島選手と、前にすら飛ばせず「後ろ」にボールが行ってしまったこの権田選手とでは、後者の権田選手のミスの方がより重いです。なぜなら「後ろ」には「ゴール」があり、「後ろにボールが行く」という事は「失点に直結する」事を意味しており、よりリスクが高いからです。確かにロングスローはキックと弾道が違うのでGKにとって非常に処理が難しいのは事実ですが、「日本代表GK」として、何とか防いで欲しかったです。
僕は以前からずっと【日本サッカーの最重要強化ポイントは『GK』】(☜クリック!)であり、【日本のGKの最大の弱点は『ハイボール』】(☜クリック!)であると、ブログ(☜クリック!)やツイッター(☜クリック!)、フェイスブック(☜クリック!)で書き続けてきました。
今季のJ1は1stステージ第17節まで消化しましたが、その中で「ハイボールミス」からの失点が、何と「10点」。内2点は上の動画の東口選手と権田選手、もう2点が下の動画、そして残りの6点の動画はこちら⇒【日本のGKの最大の「弱点」】(☜クリック!)に掲載しています。
※「5:32」。曽ヶ端選手が競り合っているのは敵ではなく「味方」です。曽ヶ端選手は今季、他にもハイボールミスから失点(☜クリック!)しています。またハイボール以外にもミスが目立ち、長年、守り続けていた鹿島の正GKの座を佐藤選手に奪われてしまいました。
※「1:03」。その曽ヶ端選手に代わって鹿島正GKの座に就いた佐藤選手ですが、この試合ではハイボールミスから失点してしまいました。川島選手のイラク戦のミスを見て「相手に向かってボールをパンチングするGKなんかJリーグでもいない!川島、代えろ!」と批判の嵐が沸き起こりましたが、このようにJリーグでも同様のミスは起こっているのです。ちなみにこの佐藤選手のミスも、川島選手のイラク戦のミスより重いと言えます。なぜなら「相手と競り合った状態」で起こった川島選手のミスに対し、この佐藤選手のミスは「競っている相手がいないフリーな状態」で起こったものだからです。前の味方選手がブラインドになってボールがよく見えなかったのかもしれませんが、GKの鉄則は「セカンドを相手に直接つめられる正面にボールをパンチングしてはいけない。サイドに大きく弾く」です。非常に悔やまれるミスでした。
ことハイボールに関して言えば、西川選手はハイボールミスからの失点は今季ゼロ。素晴らしいです。西川選手は体が小さく、決してハイボールも強い訳ではありませんが、その事を西川選手自身もよく分かった上で「自分にできる事、できない事は何か?できない事は無理してやらず、できる事のみを全力でやる」というスタンスで臨み、瞬時に正しい判断を下せている(☜クリック!)証です。ただしレベル「7~10」のW杯を戦う上では、西川選手の体の小ささ、ハイボールはどうしても不安要素となってしまいます。なぜならW杯では「判断」だけではどうにもカバーできない状況が出てくるからであり、それに対応するには、それだけのハイボールの「強さ」が必要不可欠となるからです。事実、今年のACLの北京国安戦では、西川選手はそこの弱さを露呈して、ハイボールミスから失点しています(下の動画「2:56」)。
またハイボールミスこそなかったものの、西川選手は柏戦で得意の「足下の技術」からミスを犯して失点しています。同試合ではキャッチミスからも失点しています。この点を見ても「決してミスは川島選手だけに起こっているのではない」事が分かって頂けるかと思います(下の動画「0:52」と「1:30」)。※「1:17」の柏GK菅野選手のスーパーセーブの解説は!⇒【柏GK菅野選手のスーパーセーブと、それを生み出したもの】(☜クリック!)
今季のJ1では、他にも「GKがドリブルしていて後ろからきた相手にボールをかっさらわれて決められたミス」が、すでに2度も起こっています(これがもし川島選手だったなら、それこそボロカスに批判されていた事でしょう)。このミスは通常なら3~5年に1度、あるか、ないか…という大変、珍しいミスなのですが、今季のJ1では僅か「3ヶ月間」の間に「2度」も起こっています。これはやはり世界的に見ても多いです。
まだまだ紹介できていないJリーグのGKのミスは、他にもたくさんあります。
ここまでを振り返ってみても、Jリーグでいかに多くの「GKのミス」が起こっているかが分かって頂けるかと思います。
以上の結果、今日のテーマ、
「川島選手は、本当に『ミスが多い』のか?」 …の結論。
川島選手は、確かに「ミスが多い」。しかし、JリーグのGKも「ミスが多い」。
ファンが「気付いていない」「忘れている」だけで、よくよく見ると、むしろJリーグのGKの方が川島選手よりも「ミスが多い」とさえ言える。少なくとも、巷でよく言われる「JリーグのGKの方が川島選手よりもミスが少ない」という事は、決してない。
僕は川島選手の事が好きな訳ではないし、擁護している訳でもありません(僕が好きだったのは元ジェフ市原GK下川健一氏の全盛期だけ。なぜなら当時、ジェフの大ファンだったから)。そもそも「コーチ」って選手を「好き、嫌い」で見ません。見るのは「実力があるか、ないか」だけです(もちろん人間性や性格も見ますが)。
正直、僕も以前は川島選手に対して、優勝したとは言えあまりにも不安定でミスを連発したザッケロー二時代のアジア杯や、記憶に新しい昨年のベネズエラ戦のファンブルからの失点などを見て「なぜ川島選手を使うのか?西川選手の方が良いのではないか?」と疑問に思った事もあります。
しかし、JリーグのGKを冷静に分析してみると、では日本代表のGKが川島選手ではなくて他のGKだったら、本当にミスが減って、本当に失点も減るのか?と考えた場合、その確信を与えてくれるだけのGKが、残念ながら見当たらないのです。仮に「アジア」の中だけで考えるなら西川選手でも活躍できるかもしれませんが、「W杯」となると…「実力的に現時点では川島選手以外にいない」という結論に達しました。
以前のブログにも書きましたが、重要なのは川島選手と西川選手や東口選手や権田選手の勝者が誰なのかではなく、誰でも良いから日本から「レベル8以上」のGKが生まれる(☜クリック!)事です。
そのためにも、今後も自分にできる事を魂込めて全力でやっていきます。
※以下のリンクはGK川島選手と西川選手、その他の日本人GKの「比較」などを書いたブログの数々です。GK川島選手と西川選手、その他の日本人GKとの「差」をより詳しく知りたい方はご覧下さい。最新記事をアップする度に今後もこちらに追加していきます。
≪GK川島選手と西川選手、その他の日本人GKの「比較」などを書いた他のブログや記事≫
『日本代表の正GKは、なぜ西川選手ではなく、川島選手なのか?』(☜)
『ブログ【日本代表の正GKは、なぜ西川選手ではなく川島選手なのか?】に対するコメントへの回答』(☜)
『川島選手は、本当に「ミスが多い」のか?JリーグのGKと比べてみた』(☜)
【林卓人は、優れているからこそ語られない/ 山野陽嗣のGK分析『林卓人(サンフレッチェ広島)』】(☜)
【日本人GK最大の弱点とは○○である/山野陽嗣のGK分析『林卓人(サンフレッチェ広島)』】(☜)
『西川選手はチャンスを生かせなかった。(VS北朝鮮・東アジア選手権2015)』(☜)
『中村俊輔選手にFKを決められた時の浦和GK西川選手の動き(2015年J1・2nd第9節)』(☜)
【「無失点は当たり前」と断じる前に。カンボジア戦で見せた、西川周作の積極性の数々】(☜)
【西川周作の足下は本当に″ワールドクラス″か? 全盛期の川島永嗣を超えるGKを輩出するために】(☜)
『日本代表GK西川選手のイラン戦のPKストップを批判するのは間違っている』(☜)
『川島選手以外のGKが海外移籍できないのは「語学ができないから」では、ない』(☜)
『「東京五輪エンブレム問題」と「日本代表GK川島批判」の共通点。「国民の評価」とは何なのか?』(☜)
『それでもやはり、西川選手はPKを蹴るべきではなかった。(2016年ACL・FCソウル戦)』(☜)
『「PK」でGKを評価し、西川周作選手やオブラクを叩く「愚行」はやめるべき。「正しいGKの評価基準」がないからこそ起こる「悲劇」』(☜)
『川島永嗣選手は本当に日本代表に「必要」なのか?(2016年キリン杯・ブルガリア戦GK分析)』(☜)
『日本代表のGKコーチが交代!≪その2≫中村航輔選手は呼ばれるか?東口順昭選手のスタメン起用はあるか?他のGKにもチャンスはくるか?』(☜)
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⑥≪背が低いGKがやるべき事は本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」≫
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⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
⑨【広島県の高校生GKの課題「7つ」 ≪GK分析レポート2015≫】
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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。
これほど、もったいない事はありません。
自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟
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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。
このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢(生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)
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「アスリートナレッジ」にて、広島GK林卓人選手を分析したインタビュー記事が2つ公開されました!!林選手がもつ長所「5つ」を語ると同時に、ブログには書けなかった「川島選手と西川選手たちとの『差』」にもより突っ込んで言及しました。林選手にあって、他のGKにはない「重要な要素」とは?湘南GK秋元選手にあって、他のGKにはない「重要な要素」とは?権田選手、東口選手の分析も交えて語っています!日本で「GK」の重要性がより広まる事を願い魂込めてインタビューに答えました。ご覧下さい!(以下のリンク先です!)
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はじめまして。昨日のパラグアイ戦を見て、代表GKとして誰が好ましいのか考えていた際に、当サイトに辿り着きました。
以前から東口選手がなぜ代表にいるのかわかりませんでした。前回の東口選手の代表戦でも1対1の飛び出しで、飛び出しのタイミングは良かったものの体を張ってのシュートストップが出来ずに体の下をボールがすり抜けていく場面があり、これくらいはだれでも止められるだろうと落胆しました。このときはなにかビビッているような、メンタル面が弱いのかな、という印象でした。昨日のパラグアイ戦でもクロスに飛び出て触れず、という場面があり、当サイトでもハイボール処理でのミスが目立つような記載があり納得です。日本が世界で戦うには圧倒的に高さが足りず、クロス等でのハイボール処理は絶対に必要、あまり東口選手に好印象をもてません。
一方の中村選手はハイボール処理は非常に良かったかと思われました。ただ、当サイトでも触れられていましたが、グランダーのボールの処理で大股を開いているところはどうも心配です。強烈なグランダーシュートを打たれれば失点してしまいそうな気がします。
やはり川島選手がスタメンして一番ふさわしいのでしょうかね。
石川さん。
素晴らしい分析をされていますね。重要なポイントを見ておられると思います。
東口選手のハイチ戦に関しては、メンタル面の問題もありますが、こちらのブログにも何度も書いてきたように、Jリーグという「限られた環境」の中でしかプレーしていない弊害で、他の大陸の異なるタイプの相手を経験していないから、相手がしてくる事が予測つかない、その一瞬で対応が後手に回る…などが理由に挙げられると考えます。第3者が外から見ると「何でもない」ようなボールや相手の動きでも、東口選手が実際にピッチで体感しているものは、Jリーグとは「異なる」のです。だからああいう対応になってしまう。
中村航輔選手に関しては、技術的な面はおっしゃられるように、以前も記事に書いた通りです。ただ、メンタル面は非常に強い選手だと思います。
パラグアイ戦を見ての感想は、また詳しく書ければと思います(時間があって書ければ…)。
今後ともよろしくお願いします!
今の川島選手は衰えも目立っていて、国際レベルのキーパーとは言い難いです。
他の選手が衰えた川島選手より劣っていたとしても代表として使わないと経験は積めないです。
4年後はさすがに川島選手は代表からはずれるでしょ・・・他のGKが成長しないとダメでしょ・・・
というか、なぜ日本のGKは海外に出たがらないんだ・・・ 呼ばれてなくても海外に出て三部とかから這い上がっていって欲しい。
代表はポジションを「与えてもらう」ものではありません。「奪い取る」ものです。ロシアW杯までに誰も川島選手から正GKの座を奪えなかった。チャンスはたくさんありました。西川選手はハリル時代に初めて長期的にW杯予選に出場、東口選手、中村航輔選手もハリル時代にAマッチデビューのチャンスをもらい、それぞれ5試合、4試合と出場しています。それでも、川島選手は越えられなかった。それが全てです。「呼ばれてなくても海外に出て」オファーがないのにどうやって移籍するのですか?プロの世界の事を理解してますか?「海外に出たがらない」のではなく「オファーがない」のです。オファーがなければチームに入れないのは当然です。川島選手以外に誰も欧州クラブからオファーがこない。これも、今の日本人GKの現状を物語っています。日本にノイアーはいない。ないものねだりしても仕方ないのです。川島選手という日本最高のGKと共に2度のW杯ベスト16。日本の実力を考えると、充分過ぎるほどの結果でしょう。