人は何のために生きるのか?
多くの人が考えるテーマだと思います。
僕も長年、考え続けました。そして、数年前、その明確な「答え」に辿り着きました。
それは…
「幸せ」になるため。
人は「幸せ」になるために生きているんです。
子供の頃、大人たちによく聞かされてきた言葉があります。
「仕事なんて楽しいもんじゃない」「人生、辛い事ばかりだ」
だから子供の頃は「人生=楽しくない。辛いもの」「幸せじゃないのが当たり前」なんだと思っていました。いや、大人たちによって、そう「思わされてきた」のかもしれません。
大人たちがこういう事ばかり言うから、それを聞かされる子供たちは、将来に…人生に…希望がもてなくなる。
けど、それは、あくまで「楽しくない、辛い、幸せじゃない人生を送ってきた大人」の言葉だったんです。
決して、全ての人の人生がそうなんじゃない。
その事を、実際に自分が大人になってから、知る事となります。
「幸せ」な人生は、あったんです(☜)。
そもそも、「何を幸せと感じるか」…「幸せの概念」も、人それぞれ異なります。だから、自分にとっての「幸せ」や価値観を他者に押し付ける事はできないし、他者にとっての「幸せ」や価値観も尊重しないといけない。
※詳しくは⇒『僕が、長年「良い関係」を築いた大切な先輩との「縁を切った」ワケ』(☜)
サッカーに関わる日本人なら、大半がJリーグや日本代表に憧れ、夢や目標にしてそこを目指します。
しかし僕は、Jリーグや日本代表を目指していませんし、特に憧れもありません。
なぜなら、僕の中で、「Jリーグや日本代表で働く事が、必ずしも自分にとっての『幸せ』ではない」からです。
※詳しくは⇒『【人生論】僕がJリーグや日本代表を「目指さない」ワケ&「売り込み」をしないワケ』(☜)
逆に言うと、例えJリーグや日本代表に入っても、あるいはバルセロナやレアル・マドリードに入っても、使い切れないほどの大金を手にしても…「幸せ」でなければ、意味がない。
だって、人は、「幸せになるため」に生きているんですから。
ところが、多くの人は「世間的に地位が高いもの、お金がたくさん手に入るもの=幸せ」だと勘違いしている。例えそれが自分に合わない事であったとしても、そこに「幸せ」があるはずだと信じて執着し、身も心もボロボロになる人も多い。あるいは、親がそれを子供に強要したり。
100人いれば100通りの「幸せ」が、ある。人それぞれ「幸せ」と感じる事は異なる。
地位やお金「だけ」に執着するのではなく、世間の声に惑わされず、目指すべきは「真の『自分にとっての幸せ』」なんです。
僕にとっての「幸せ」…それは「ホンジュラス」でした。
だから、僕の「人生最大の夢であり目標」は、
「ホンジュラス代表の一員としてW杯、五輪(特に来年の東京五輪)に出場し、ホンジュラス史上最高成績を収めて、愛するホンジュラスに恩返しをする事」(☜)なんです。
そして、現在。
2017年6月に壮絶な【チャイナリスク】(☜)を経て日本に帰国してからの約1年9ヶ月間…僕はサッカーとは全く無関係な仕事をしながら、生きてきました。同時に個人的なサッカー活動も行ってはきましたが、おそらく今までの人生の中で「初」となる「サッカー中心ではない」生活を送ってきました。
それでも僕は、そんな日々に、心からの「幸せ」を感じていました。
実は、この1年9ヶ月間の中で、国内外から様々なオファーを受けてきました(☜GKコーチのオファー)。
その中のある海外からのオファー(ホンジュラスではない。今まで行った事のない国)は、1ヶ月間にも渡って向こうの監督(外国人)がずっと僕を必要だと声をかけ続けてくれ、これには本当に胸を打たれ、「行くべきか…」悩みに悩みました。
…が、結局、最終的には、「行く」という決断は、できなかった。
なぜなら…
今の僕は、「幸せ」だったからです。
「幸せになるため」に生きている。それが僕にとって、人生で最も重要かつ大切な事。
今、その「幸せ」は、目の前にあった。紛れもなく僕は今、その「幸せ」の中にいたんです。
「幸せ」を感じられる日々というのは決して当たり前ではない事も、これまで長年、世界各国で「壮絶な経験」をしてきたからこそ、人10倍、分かります。
※詳しくは⇒【恵まれ過ぎてる、不幸】(☜)
「幸せ」を感じているのに、あえて環境を変えて酷い目に遭った(☜)事も、あります。
その時に学んだんですよね。よく「勝っている時は、変えるな」と言われますが、「幸せな時は、変えるな」なんだと。
「幸せ」というのは、そう簡単に手に入るものではない。よって、「幸せ」を手にした時は、それを手放さないよう、大切にしなければならない…と。
だから、「今ある『幸せ』を全て捨ててまで、オファーがあるところへ行く」という決断は、この1年9ヶ月間、どうしても…どうしても、できなかった。
そんな中…。
浦和学院高校サッカー部より、GKコーチのオファーを受けました。
すると、なぜか、自然と「よし、行こう」「挑戦しよう」という気持ちが湧いてきました。
この1年9ヶ月間、どこからオファーを受けても「行く」という決断ができなかった僕が、この浦和学院高校の話をもらった時は、「行こう」「挑戦しよう」と思えたんです。
では、なぜ、そう思えたのか?その理由は…?
それは、自分でも分かりません。分かる必要もないと考えます。
自分の心が、「自然と」そう思ったんです。感じたんです。自然と「行こう」「挑戦しよう」と思った。感じた。
それが、「答え」なんだと。
頭で考えても「答え」は出ない。僕は自分の「心」に素直に生きたい。
今ある「幸せ」を全て捨てて…
来月(4月)より、浦和学院高校サッカー部のGKコーチに就任する事が、決定しました。
浦和に行けば、「幸せ」な今よりも、もっと「幸せ」になれるのか…?
それは、誰にも分かりません。
「行こう」「挑戦しよう」と自然と思えたからと言って、「幸せ」になれるという保障は、どこにもありません。
それでも、
人生の中には、今ある「幸せ」を全て捨ててでも挑戦しなければならない時というのが、あるんです。
過去に、オファーを受けて期待して行ってみたら、とんでもなく酷い目に遭った事もあります。
逆に、全く期待していなかったのに、行ってみたら、最高に「幸せ」な日々が待っていた事もあります。
これらの経験を経て学んだのは、
「期待しようが、すまいが、幸せになれる、なれない、成功する、しない…には、関係ない」という事。
行ってみないと、どうなるかなんて誰にも分からないのです。未来の事は誰にも分からない。
だから僕は、期待はしないし、悪くも考えない。どちらもしない。
重要なのは、
「無」。
「無」の境地になる事。
余計な事は考えず「無」の境地になって、「無心」で、ただただ、目の前の事に、魂込めて全力で取り組むのみ。…それだけです。
これは選手も同じです。「試合に出られる、出られない」に関わらず、「無心」で、ただただ、目の前の事に、魂込めて全力で取り組む事が、後の「幸せ」につながるのです。
日本には、僕なんかよりも遥かに優秀なGKコーチの方々が、たくさんいらっしゃいます。
しかし、高校の部活(小・中学校、大学も)には、一部を除いて、まだまだGKコーチがいないチームが、ほとんど。
磨けば輝くダイヤの原石(GK)はいるのに、GKコーチがいないためにGKの専門指導が受けられず、才能を開花させる事ができないままキャリアを終えていくGKも、多い。
そういう「GKコーチがいなくてGKの専門指導が受けられず困っているGKを助けたい」という気持ちは、長年ずっと、もち続けてきました。その想いで、個人的なGK活動(☜)もここまで続けてきました。
浦和学院高校サッカー部にて、微力ながらもGKの成長(選手としても、人間としても)に貢献できれば、幸いです。
GKが成長して、チームの目標を達成し、GK個人の目標や夢も叶い、心の底から「GKやってて本当に良かった」「浦和学院高校に入って本当に良かった」と思える、「幸せ」を感じられる…そういう人生を生きてもらいたい。
それが僕の願いです。
思えば、これが人生「3度目」「6年目」の、埼玉生活です。
1度目は、1998~2002年の4年間、立正大学体育会サッカー部の学生(☜)として、埼玉の熊谷で生活。
その7年後。
2度目は、2009~2010年の約1年半、立正大学体育会サッカー部のGKコーチ(☜)として、再び埼玉の熊谷で生活。
そして、9年後。
3度目は今回、2019年4月から、浦和学院高校サッカー部のGKコーチとして、埼玉では初となる浦和で生活(浦和に住むかは未定ですが)。
自分の人生を振り返ってみると、大体、7~9年周期で、埼玉で生活しているんですよね。埼玉とは縁があるのかな?僕にとって埼玉は、正に「第2の故郷」ですね。ただ、浦和の事は初めてで全く分からないので、分かる人に教えてもらいながら、これから学んでいきます。
今回、浦和学院高校サッカー部で働くチャンスを与えて下さった皆さん、誠にありがとうございました。大変、嬉しく、光栄に思います。
そして、我が故郷である広島県安芸高田市の皆さん、本当に…本当に、ありがとうございました。大変、お世話になり、心からの感謝の気持ちで一杯です。
安芸高田市で過ごす日々があまりにも「幸せ」だったからこそ、この決断を下すのは容易ではありませんでした。これからも皆さんへの感謝の気持ちと安芸高田市民としての誇りを胸に、戦っていきます。
浦和学院高校サッカー部のGK、
FP、コーチングスタッフ、学校関係者、
関わる全ての方々と共に目標と夢を実現し、
たくさんの喜び、感動、幸せを共有できますように…。
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