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あれから早くも半年…。
昨年12月。東京に仕事で訪れた際、自身の大切な大切なアミーゴであり人生とGKの大先輩である「魂のGK」小澤英明さんと再会しました。
小澤さんと再会するのは、2012年にアルビレックス新潟ユースGKコーチを辞任して以来、実に「2年半ぶり」(当時、小澤さんは選手としてアルビレックス新潟に在籍していて、よく話をさせて頂いていた)。
この2年半…。いろんな事がありました。「生きるか、死ぬか」の気持ちで「世界一危険な国」とも言われるホンジュラスに7年ぶりに戻り、GKコーチとしての夢を叶えるための過酷な挑戦を2013年2月~2014年11月まで「1年9ヶ月」に渡って続ける…。最後は、予選を突破したにも関わらず、U-20ホンジュラス代表GKコーチの座を突然追われるというショッキングな終わり方でしたが(U-20ホンジュラス代表は、日本が出場を逃した今年のU-20W杯ニュージーランド大会に出場する)、何よりこうして危険な国から「無事」に帰国できて小澤さんと2年半ぶりに再会できた事が、本当に嬉しかったです。
小澤さんとは「2年半」分の話をたくさんさせて頂きました。
その中でも、僕にとって一生、忘れられないシーンがあります。
小澤さんは、ホンジュラスから1年9ヶ月ぶりに帰ってきたばかりの僕に、こういう言葉をかけてくれました。
「ヤマ…(僕の名前「山野」の略)。本当に、よく、生きて帰ってきた。まずは、本当にそこ。あんなに危険な国で…。しかも、誰の助けもない中、たった『1人』で行って…。いつも「おじいさんにお祈りしている」「おじいさん、ありがとう」ってヤマがホンジュラスでブログに書いていたけど、その言葉を見て、俺は軽い気持ちじゃあとてもコメントできなかった…」
そう話す小澤さんの目からは、「涙」が流れていました。
ホンジュラスでの僕の活動を称え、そして僕の帰国を「涙」を流して歓迎してくれた小澤さん…。
小澤さんの口から出てきた「生きて帰ってきた」という言葉。この言葉の重み。平和な日本で生きている日本人には、なかなかピンとこないかもしれません。
しかし、小澤さんには、分かる。誰よりも分かる。僕が「生きて帰ってきた」事が決して「当たり前」ではなく、本当に「特別」で、何よりも「重要」だという事を。なぜなら小澤さん自身も、パラグアイという南米の治安が悪い国で選手としてプレーした経験があるから。ホンジュラスという中南米、いや世界の中でも最悪レベルに危険な国から、「生きて帰ってきた」事の「重み」。誰にも頼れない、家に帰っても家族も居ない、たった「1人」で孤独に耐えながらホンジュラスの地で戦う事の「過酷さ」。しかも同じ「GK」という職業。小澤さんには僕がホンジュラスで置かれていた状況や心境…全てがまるで自分の事のように、分かったのだと思います。
だからこその、「涙」でした。
僕のような特異な生き方をしてきた者の置かれた状況や心境など、日本人で分かる人はほとんどいません。家族にさえ、なかなか理解してもらえない。もちろん僕のために「涙」を流してくれる人など、いませんでした。この日までは…。
過去にも現在にも、日本で小澤さん、ただ1人だけです。僕の帰国を「涙」を流して喜んでくれたのは。
僕も小澤さんの「魂の涙」を見て、本当に感動して涙が出そうになりました。僕の帰国を涙を流して喜んでくれる人がこの世に存在する…その事の「幸せ」と「ありがたみ」を心底、感じました。「帰国して良かった。本当に良かった」…小澤さんと会って、心からそう思いました。
中南米の事情をよく知る小澤さん。僕がU-20ホンジュラス代表GKコーチにまで辿り着いた事に対して、
「中南米で、自国民以外(か同じラテンアメリカの国以外)の人間を世代別代表のコーチングスタッフに入れるなんて、絶対にありえない。本当に凄い事だ」
…と、最大限の賛辞を送ってくれました。中南米の、しかも「GK」の事情をよく知る小澤さんからの言葉だから「重み」が違います。自分にとってこれ以上の賛辞はないし、小澤さんに認められたという事で、これ以上ない「自信」となりました。
次、またいつ小澤さんと再会できるのかは、分かりません。
次、小澤さんと再会する時も、また歓迎してもらえる存在、認めてもらえる存在であれるよう、これからも全力を尽くしてさらなる「夢」を実現していきます。
Muchas gracias Arquero 小澤さん。
※小澤さんから頂いた、小澤さんが立ち上げた【Futbol Sin Fronteras】(スペイン語で「サッカーに国境はない」)のTシャツ。「久米繊維工業株式会社」製の高品質なTシャツです。2012年に小澤さんと新潟で最後に会った際にも、「魂の帽子」を頂きました。その帽子を僕はホンジュラスで日常生活でも練習中でも1年9ヶ月間ずっと使い続けたのですが、おかげ様で強盗に襲われる事もなく、無事に日本に帰国できました。小澤さんの魂がこもった帽子が「守護神」となって僕を守ってくれたのかもしれません。再び海外に行く事があれば、今度はきっとこのTシャツが僕の新たな「守護神」となって守ってくれるはずです(日本でも着ますよ!)。小澤さん、本当にありがとうございました。小澤さんは千葉県成田市でゴールキーパーアカデミーもされています。お近くの方はぜひ行ってみて下さい。小澤さんの優しさ、そして熱き「魂」に触れてGK練習できる子供たちが羨ましいです。ワシが行きたいわ!(笑)
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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。
これほど、もったいない事はありません。
自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟
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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。
このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢(生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)
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