「ボールが蹴れる!」ということの、「幸せ」。


 
 
※元日本代表キャプテン・宮本選手と…。
 
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※元日本代表・三都主選手と…。
 
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 宮本選手、三都主選手ともに、非常に「紳士」で好感が持てました。
 
 
 「ザルツブルグ」という、ほとんど日本人がいない所で(実際、練習場には、スポニチ現地通信員1人、日刊スポーツ現地通信員1人、そして僕の3人しか「日本人」がいませんでした!)、その活躍が日本に知れ渡ることもあまりない中、本当にひっそりと「闘っている」…彼らの姿を見て、「心から応援したい。」と思いました。
 
 …しかし、握手をする時は、「応援してます!」と口では言いつつ、心の中では「もうじき同じピッチの上に立つから、待ってろよ!」…なんて密かに思ってたりしました(笑)。「日本代表」を目指す者として、実際に「日本代表」で活躍し、実績を残してきた選手の身近で、その「オーラ」を吸収できたことは、大変、大きな収穫でした!!
 
 
 
※宮本選手、三都主選手が所属する「レッドブル・ザルツブルグ」のホームスタジアム「EM Stadion」。
 
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※「レッドブル・ザルツブルグ」の監督・トラパットーニ氏の記者会見に潜入!「ヨーロッパはセキュリティが厳しい。」と思っていたのですが…ありゃりゃ!?…簡単に潜入できちゃいました!!日本じゃ「ありえない!」ことです。 

 しかもここには、記者用に用意された「食事」がありました。現在、「収入無し」の僕は、毎日が「食事」を求めた「究極サバイバル生活」です!!ここぞとばかりに、「記者用」の「食事」を食べまくりました!!(笑) …ってか、トラパットーニ氏が会見してる最中でも、ムシャムシャ料理を食べてる記者が結構、居たんですけど…(笑)。何だか、ほのぼのしててエエなぁ~…。

 
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※トラパットーニ氏は、世界的にも大変、有名な監督です。そういう「成功者」の近くで、その「オーラ」を吸収することは、自分が「成功」する上でも非常に大切なことなのです!…ちなみに、向かって左側に、何やら青い封筒のような物を触っている人が座ってますが(トラパットーニ氏の、隣の隣)、彼が、現在、僕が会っていろいろ「チーム探し」の話をしている、例の「レッドブル・ザルツブルグの関係者」です。非常に「紳士」で、素晴らしい人物です。ダンケ!!(←ドイツ語で「ありがとう!」)
 
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 上に書いた「レッドブル・ザルツブルグの関係者」とは話をしてますが、まだ具体的な「チャンス」の話はありません。だから最近は自分で毎日、オーストリアのプロチーム、ルーマニアのプロチーム、ポーランドのプロチーム、メキシコのプロチーム(北米じゃん!)…などなどに「良いGKが居ますよー!(←自分のことです)」って宣伝のE-mailを送り続けているのですが、まだ、全くどのチームからも連絡がきてません。…おいっ!!
 
 
 まあ、「プロチームから連絡がくる」ってのは、そんな簡単なもんじゃないですからね。ましてや、どこの馬の骨かも分からない奴からメールが送られてきても、普通、なかなか相手にしないものです。仕方がない…。
 
 
 
 ただ、そうは頭で分かってはいても、やはり、物凄い「モチベーション」でオーストリア・ザルツブルグまで乗り込んできましたから、なかなか「成功」への糸口が掴めない現状には、若干、気持ち的に難しくなる時も、当然、あります。しかし、そういう時は、「ZARD」の「負けないで」を聴いて、自分を奮い立たせています!!「♪追いかけて 遥かな夢を~♪」
 
 
 
 
 昨日、ネットカフェから現在の「拠点」となっているホテルに帰っている途中のことです。「またチームから連絡が無かったよ…。」と若干、凹み気味だったのですが、その時、目の前に、あるものが飛び込んできました…。
 
 
 サッカーです!!!
 
 
 子供達が、草サッカーをしていました。
 
 
 僕はここオーストリア・ザルツブルグに上陸してからの「2週間」、ただの1度もボールに触っていませんでした。触ろうにも、触る機会がありませんでした。だから、子供達の草サッカーを目の当たりにした瞬間、思わず体が動き出していました(笑)。走って、子供達のもとへ飛び込んで行きました!!
 
 
 「俺も混ぜてくれぇ!!!」
 
 
 ビビる子供達…(笑)。
 
 
 しかし、心良く承諾してくれました。僕は急いでホテルに帰り、サッカーする準備をして、また子供達の草サッカーのフィールドに向かいました。「早く行かないと、あいつら帰ってしまう!!」と思い、普段は準備がトロイ僕が、僅か「5分」で準備を済ませ、草サッカーのフィールドに「サッカーをするため」に、再び戻って行ったのです。唖然とする子供達…(笑)。どっちが子供か分からないです(笑)。
 
 
 「やーーーーーーーーっと、サッカーできるぞーーーーー!!!」
 
 
 オーストリア・ザルツブルグに上陸してから、初めて触る「ボール」です。
 
 
 僕はもう、嬉しくて嬉しくて、誰よりも「笑顔」でフィールドを駆け回りました!!!
 
 
※突然のアジア人の乱入に、唖然とする、現地オーストリア・ザルツブルグの子供たち(笑)。よく見ると「フランス代表」「ポルトガル代表」…中には、オーストリアとよく間違えられる「オーストラリア代表」のユニフォームを着た者までいます。紛らわしい!!(笑) 「お前ら、オーストリア人だろ!何で他国の代表ユニフォームを着てるんだ!?」と聞くと、「オーストリア代表は弱いから。」とのことでした。ありゃりゃ…。
 
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※カワイイ子供達!!
 
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※ザルツブルグの美しい景色を背に(後ろの城は、前回の記事に書いた、例の「毎日、走って上っている」城です!)、ついについに、オーストリア上陸後「初めて」ボールに触ったYoji!!(涙) やっぱ、サッカーは最高です!!(涙)
 
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 物凄い「モチベーション」でオーストリア・ザルツブルグに上陸したものの、「チャンス」が無く、「2週間」もボールに触れない生活を送っていました。それが、やっとボールに触ったかと思えば、子供達との「草サッカー」…。
 
 「ひっでぇー状況だな!」
 
 …と思う人もいるでしょう。実際、自分でも時々、ガッカリくることがあります。
 
 
 しかし、僕はあくまでも前向きに捉えています。
 
 オーストリア・ザルツブルグに上陸してからの最初の3日間は、とにかく「衣食住」の問題を解決するので、精一杯でした。ネットだってできないし、ボールに触ることはおろか、ランニングさえする暇が無いほどでした。
 
 それが、ようやくちょっとは安定した「衣食住」の「拠点」を見つけることができ、更にはネットができるようになり、現在は自分のPCを接続してネットができるようになり、ランニングができるようになり、今ではボールが蹴れるようになったのです…。
 
 
 自分は決して、「後退」していない!!むしろ毎日、ちょっとずつではありますが、「成功」に向けて「前進」しています。
 
 
 自分はかつて、最大「6ヶ月間」…ボールに触ることもできなかった「どん底」の状況の中から、這い上がって「プロサッカー選手」という人生最大の『夢』を叶えた経験があります。しかも、ホンジュラスという、「未知」な上に、最強に治安が「デンジャラス」な場所で、「コネ」も「知り合い」も何も無い全くの「0(ゼロ)」から、「プロサッカー選手」になりました。その時に比べれば、今の状況は遥かに「希望」があります。
 
 
 サッカー以外の私生活で「幸せ」に満ち溢れた時間を過ごしていても、サッカーという『夢』を追いかけ始めた瞬間、歯車が噛み合わなくなり、イバラの道に足を踏み込んでしまう……そのジレンマを感じることは、確かにあります。「ただ、サッカーで『夢』を叶えて幸せになりたいだけなのに、なぜ、サッカーはこうも自分に試練を与えるのか!?」…何度も考えました。「苦しいから、サッカーなんかもうエエわ。」…と思いかけたこともありました。
 
 
 しかし昨日、「サッカー」を見た瞬間、無意識のうちにそこに飛び込んでいる自分がいました。やはり自分は「サッカーが好き」なのです。そして、「自分の『夢』を叶えて、この子供達に『希望』を与えたい!!」と心から思いました。
 
 
 
 プロサッカー選手はもちろん、現在、学校の部活などで「ただ、何となく」ボールを蹴ってる人々が、たくさんいると思います。僕はそういう人達にぜひとも伝えたいです。
 
 「ボールが蹴れる!」ということが、いかに「幸せ」か…ということを。
 
 
 僕はまだ、かろうじてボールが蹴れています。その内は、できる限り挑戦し続けていこうと思っています。
 
 
 そして……。
 
 
 もっともっと、もーーーっとボールを蹴るために……僕は『夢』を実現させます!!!
 
 
 

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「ボールが蹴れる!」ということの、「幸せ」。」への2件のフィードバック

  1.  確かに、毎日報道される野球の大リーグと違って、海外サッカーは露出が少ないですね。
    チーム名がレッドブルって・・・企業名と地名だけの組み合わせは寂しいですね。なんか愛称なかったんでしょうか!?エナジードリンク飲んでがんばってください。ちなみにレッドブルという飲み物自体はタイで生まれたそうです。

  2. Zigzagさん。
     
    いつもコメントありがとうございます!そうですね~。大リーグの日本人選手と、サッカーの海外組との間には、扱いの違いは確かにありますね~。ただ、野球の大リーグは「世界最高峰リーグ」、サッカーの海外組がプレーしているのは「ヨーロッパの1リーグ」…と、闘ってる舞台が違いますからね。また、大リーグの日本人選手が軒並みレギュラーで活躍してるのに対し、サッカーの海外組の活躍は、はっきり言って微妙ですから…。扱いに違いが出てくるのも、ある意味、仕方がない面がありますね~。
     
    「企業名と地名だけの組み合わせは寂しいですね」…との話ですが、実は「レッドブル」…最近、サッカービジネスに手を出しています。アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)には、「NYメトロスターズ」というチームがあったのですが、これが「レッドブル」に買収され、「NYレッドブル」になってしまいました。「ザルツブルグ」も、元々、伝統的なザルツブルグのクラブだったのですが、一昨年くらいから「レッドブル」に買収され、それに伴い、名前はもちろん、伝統あるクラブのユニフォームやチームカラーまで、全部「レッドブル」に一変され、当然、元からの「ザルツブルグ」ファンの中には、かなり怒ってる人もいるそうです。スポーツがどんどん「ビジネス化」してきているのは、僕も寂しく思います。
     
    あと、「レッドブル」がタイで生まれたなんて知りませんでした!!

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