【GK論】「GKに蹴るべきボール」とは?


 

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どうも!自身の「出張GK指導」のGK練習動画を、Youtubeに初アップしました!!(上の動画です)

動画のタイトルは、【GK練習で蹴るボールは1本1本「意味」を込めて。Young Goalkeeper training. Entrenamiento de Portero 12 años.12岁守门员的训练】。

※ちなみに以下のURLが、僕の「Youtubeチャンネル」になります!今後は「GK練習動画」はもちろん、「世界中で撮影してきた珍しい動画」などもアップしていきますので、よろしくお願いします!⇒ https://www.youtube.com/channel/UCWfmR8ekk8bVbJZx3FqewiA/feed

 

上の動画で僕は「5本」のシュートを蹴っていますが、決めようと思って蹴ったシュートは、1本もありません(結果的には4本、決まっていますが)。

 

GKコーチがGKに蹴るボールは、「決める」事が目的ではなく、GKを「成長させる」事が目的です。

 

僕に限らず、どのGKコーチも、1本1本のキックに「意味」を込めて蹴っています。

 

ところが、これは、GKコーチ以外の人には、なかなか伝わらない部分…。

そこで今回は上の動画の「5本のシュート」を元に【「GKに蹴るべきボール」とは?】について論じてみたいと思います。

このブログを通じて、「GKコーチ」の仕事に対する理解が深まれば幸いです。

 

まず、上の動画の「5本のシュート」を行う経緯。

この日の練習の終盤に「最後に5本勝負をしよう!」と僕がGKに伝えて始まりました。

キックを蹴る前に、僕がGKに「5本中、何本、入る?」と聞きます。

するとGKは、「0本!」と答えました。

それに対して僕は「0本か!本当だな?じゃあ、1本でも入ったら何か(腕立てなどの罰ゲームが)あるぞ!」と返します。

このやり取りを僕はよくGK練習の時に行うのですが、目的は

 

「単なる練習ではなく、『勝負』にする事で、GKに1本1本のシュートに対する緊迫感と集中力を出させるため

 

です。特にこの「5本のシュート」は、前述のようにこの日の練習の終盤であり、GKはやや疲れ気味で集中力の低下が懸念されました。「勝負」にする事で、GKを「今一度、奮い立たせよう」という「意図」があったのです。

 

こうして始まった「5本勝負」。

「勝負」とは言え、このGKは、実はまだ「12歳」。当然ながら、大人のプロGKに蹴るのと同じ強度のシュートを蹴っても、止めるのは不可能です。

 

GKに対して「止めるのは不可能」なボールを蹴っても、練習にはなりません

 

GKの能力をしっかりと見極め、「止めれるか、止めれないか…ギリギリのボール」を蹴る事が、「GKに蹴るべきボール」の重要なポイントとなります。

 

※ただし、練習の「意図」によっては、「止めるのが不可能」なボールを、あえて蹴る場合もあります。例えばずっと試合に出場し続けているGKが居て、「出るのが当たり前」と勘違いし、最近ちょっと練習態度が緩慢になってしまった…という場合。そのGKに「まだまだ甘いぞ!」という事を気付かせ、目覚めさせるために、あえて「止めるのが不可能」なボールを蹴ってボコボコにする…などです。重要なのは、どんなボールを蹴るにしても、そこに「意図」(「意味」)がある事です。

 

さあ、いよいよ1本目。

この1本目を蹴る前、このGKは僕から見て「左」がやや空いていました。だから蹴る前に、少しポジショニングを修正させます。

そういう経緯があったので、僕は1本目のシュートを「空いていた」左に、あえて蹴りました

とは言え、前述したようにGKはまだ「12歳」。ゴールの隅の完璧なコースにこの強度のシュートを打ったら、止めるのは不可能です(=練習にならない)。

ですので、隅ではなくやや内側…GKが「ギリギリ、届くか、届かないか」というコースに蹴りました。

ただ、それでもこのシュートは決まってしまいます。

12歳の彼には、この強度とコースでも、まだちょっと厳しかったのかもしれない…。

 

そこで2本目は、もう少しシュートの強度(スピードや強さ)を落とす事にしました。

で、1本目は左に蹴ったので、2本目は右に蹴ります。

GKに蹴るボールは、「左、右、上、下」…どれか1つに偏り過ぎてはいけません。なぜなら、試合中は「左、右、上、下」…あらゆるコースにシュートが飛んでくるからです

だから、日頃から全てのコースにあらゆる球種のボールを蹴り、GKに弱点のサイドや球種を作らせない…どのコースにどの球種のシュートがきても対応できるように練習しておく事が大切です。

※ただし、現時点でGKに明らかな弱点のサイドや球種がある場合、あえてそのサイドに多めに苦手な球種のシュートを蹴って強化するのは、もちろんありです(これも非常に大切です)。先ほども述べましたが、重要なのは、どんなボールを蹴るにしても、そこに「意図」(「意味」)がある事です。

 

このように2本目は1本目よりもシュートの強度を落としたのですが、GKは止める事ができませんでした(あと数cmで届いたのですが)。

ちなみに「5本勝負」という事で始め、GKは「何本、入る?」という僕の問いかけに対して「0本!」と答えたので、1本目が入った時点で僕の勝ちとなってしまうのですが、それでは残り4本のシュートに対するGKのモチベーションが低下してしまいかねないので、1本目が入った後に「これはなしにしてあげよう。次から」という事にしました。ところが、2本目も入ってしまう(笑)。ですので2本目が入った後も「これもなしにしてあげよう。次から」という事にしましたが、3本目も4本目も入ってしまいます(汗)。結局、最後の「5本目で本当の勝負」という事にしてあげました(笑)。ちょっと甘かったですが、練習の終盤でGKも疲れており、なるべくこの日は「良いイメージ」で終わって欲しいという「意図」があったので、こういう形にしました。ただ、GKの状態を見て、「なし」にはせず、容赦ない対応をする事も当然あります。その時のGKの状態に合った、最適な対応をしていかなければなりません

 

3本目。やはり僕から見て左がやや「空いている」ので、左に蹴りました。

このように「空いている」サイドにあえて蹴り、GKに「ポジショニングのズレを身をもって気付かせる」事も重要です。

この「5本のシュート」は一応「勝負」という事でやっているので、シュート中はあえて口頭でポジショニングのズレを指摘しませんでしたが(全部、蹴り終わった後に指摘する)、他の練習の時には、シュートを打つ前後にしっかり口頭でもポジショニングのズレを指摘します。

で、3本目は見て分かるように「低めのショートバウンドするボール」を蹴っています。2本目までは「上」にシュートを蹴ったので、今度は「下」です。先ほども述べたように、「左、右、上、下」どのコースにどんな球種のシュートがきても対応できるよう、まんべんなく様々なコースに様々な球種のシュートを蹴ります

また、この日は「雨」が降っており、雨でピッチが濡れている時はバウンドするシュートはボールが変化し対応が難しいので、その対応を強化したいという「意図」もありました

このシュートも決してゴールの隅は狙わず、GKが「ギリギリ、届くか、届かないか」というコースに蹴りました。…が、これも入ってしまいます。

このシュートは、何とか止めれるようになって欲しい…。

 

そこで4本目も、全く同じコースに同じ球種のボールを、やや強度を落として蹴りました

「多少、強度を落としてでも、GKにこのシュートを止める『成功体験』を積ませたい」というのが「意図」でした。…が、これも入ってしまいます。

GKはだいぶん、疲れていましたね。技術やポジショニングの問題点に関しては、その他の練習の時にじっくり時間をかけて修正しました。

ここは一応、「勝負」という事でやっているので、最後の5本目まで続けてシュートを蹴ります。

 

いよいよ、最後の5本目。

ここまで4本連続ゴール。前述したように「1本でも入ればGKの負け」という勝負だったのですが、すでに4本連続ゴールなので、この勝負は破綻しています(笑)。

それでも、「何とか、最後は『成功体験』で終わって、良いイメージをもって次の練習に臨んで欲しい」という「意図」があったので、5本目は「止めれるボール」を蹴る事にしました(ただし、前述したように、GKの状態によっては、最後も容赦ないシュートを蹴る事も当然あります)。

それで、あのように甘いボールを蹴ったのです。けど、ちょっとこのボールは反省です。いくら何でも甘過ぎました(笑)。

先ほど「GKに対して『止めるのは不可能』なボールを蹴っても、練習にはなりません」と述べましたが、同様に「甘過ぎる」ボールを蹴っても、GKの練習にはならないのです。この両者のバランスを上手くとって、GKコーチはGKに「最高かつ最適のボール」を蹴らなければなりません。ここが難しいところです。僕もまだまだ成長が必要です。

 

 

とても長くなりましたが、以上が今回の「5本のシュート」に込められた「意味」です。

端から見れば何の変哲もないごく普通のシュート練習(GK練習)でも、GKコーチは1本1本のシュートに、このように深い深い「意味」を込めて蹴っています。これは何も僕だけの話ではなく、全国の…世界のどのGKコーチも同じです(それぞれのGKコーチによって、込める「意味」は異なりますが)。

ところがこれは、最初にも述べたように、GKコーチ以外の人には、なかなか伝わらない部分…。

 

GKに今、何が必要なのか?どういうシュートが必要なのか?どういうGK練習が必要なのか?

これは、毎日、最も間近でGKを見続けている、「GKコーチ」が誰よりも一番、分かっています。

 

全国の…世界の全てのGKコーチが、「GKを成長させるために」という熱い気持ちで、1本1本のシュートに「意味」と「魂」を込めて、日々、ボールを蹴っています

 

「GKコーチ」という職業への理解がより深まる事を願っています。

 

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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。

 

これほど、もったいない事はありません。

 

自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟

 

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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。

 

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