【GK論】細かすぎて伝わらない!けどハイレベルな磐田GKカミンスキーのプレーを見習おう!


 

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「おおおっ!!」

思わず、唸りました。

それが上の動画「0:59」の磐田GKカミンスキーのプレー。

味方DFに当たってコースが変わったミドルシュートを、見事にストップ!!

 

このプレー…。一体、何が凄いのか?

 

このカミンスキーのプレーの中に、日本人GKが見習うべき「重要なポイント」が「3つ」ありました。

その「3つ」とは…。

 

 

① プレジャンプをしない

 

② シュートに対して足を運んでから、飛ぶ

 

③ 100%体を伸びきってセービング

 

 

…です。

まずは、1つ目。

 

① プレジャンプをしない

 

「プレジャンプ」とは、シュートを受ける前に軽く上にジャンプする動作の事です。メルマガ【仙台GK六反選手は、なぜ神戸の決勝ゴールを止められなかったのか?】(☜クリック!)で詳しく書きましたが、僕はプレジャンプ自体が「悪」なのではなく、プレジャンプによってシュートに対するタイミングやポジショニングがズレてしまう事が「悪」と考えます。

実際「プレジャンプによってシュートに対するタイミングやポジショニングがズレて失点してしまう」(☜クリック!)ケースは、Jリーグを見てても非常に多い。だから、「プレジャンプをしないでシュートを止めれる」事が、理想です。

今回のカミンスキーのシュートストップシーンを見ると「全くプレジャンプをしていない」のが分かります。

そして、プレジャンプをしていないからこそ、DFに当たってコースが変わったシュートに対してもタイミングやポジショニングが一切ズレる事なく、恐ろしいまでにスムーズにボールに反応できています

もし仮にカミンスキーがプレジャンプをしていたら「シュートがDFに当たってコースが変わった後にプレジャンプから着地⇒着地した時にはすでにボールは横を通過していて反応すらできず見送ってあっさり失点」と、なっていた事でしょう。

「細かすぎて伝わらない」けど、非常に「ハイレベル」なカミンスキーのプレーがあったからこそ、このシュートを止める事ができたのです。

 

 

続いて、2つ目。

 

② シュートに対して足を運んでから、飛ぶ

 

このシュート。①の「プレジャンプをしない」だけでは、止める事はできませんでした。

なぜなら、シュートがDFに当たった事で、本来、飛んでくるはずのコースの真逆にボールが飛んできたため、ボールがカミンスキーから遠い位置にあったからです。

もし、「その場」からカミンスキーが飛んでいたら…ボールに手は届かなかったでしょう。

そこでカミンスキーがやったプレーが、

 

シュートに対して足を運んでから、飛ぶ

 

もう一度、上の動画をご覧になってみて下さい。カミンスキーがシュートに対して「2、3歩、足を運んでから飛んでいる」のが分かります。

この「2、3歩、足を運ぶ」があったからこそ、この遠いボールに対して手が届いた=シュートを止める事ができたのです。

これも「細かすぎて伝わらない」けど、非常に「ハイレベル」なプレー。

そして、我々が見落としてはならないのが、この「シュートに対して足を運んでから、飛ぶ」を可能にしたのは、①の「プレジャンプをしない」があったからこそ…だという点です。

つまり、①の「プレジャンプをしない」と②の「シュートに対して足を運んでから、飛ぶ」は、連動しているという事。どちらか1つでも欠けていたら、このシュートを止める事はできなかったでしょう。

 

 

最後に、3つ目。

 

③ 100%体を伸びきってセービング

 

以前、書いたブログ【守備範囲を10cm伸ばす方法】(☜クリック!)をご覧になられた方はご存じかと思いますが、遠い位置に飛んでくるボールに届くためには、「足の先から手の先まで100%体を伸びきってセービング」する必要があります。これにより守備範囲を10cm伸ばし、遠い位置に飛んでくるボールに「手が届く」のです。

今回のカミンスキーのシュートストップシーンを見ると、本当に綺麗に「足の先から手の先まで100%体を伸びきってセービング」しているのが分かります。

だからこそ、「届いた」のです。

これも「細かすぎて伝わらない」けど、非常に「ハイレベル」なプレー。

①「プレジャンプをしない」②「シュートに対して足を運んでから、飛ぶ」ができても、もし、この③「100%体を伸びきってセービング」が欠けていたら、このシュートを止める事はできなかったでしょう。

 

① プレジャンプをしない

② シュートに対して足を運んでから、飛ぶ

③ 100%体を伸びきってセービング

 

この「3つ」全てを瞬時に連動させてできるからこそ「ハイレベル」なのです。

日本で多いのは「1つならできても、あと2つができなくて失点」とか「2つならできても、あと1つができなくて失点」というケース。「3つ」全てを瞬時に連動させてできるカミンスキーのハイレベルなプレーから、我々が見習うべき点は多い

そもそもカミンスキーのあのサイズ「191cm 81kg」でここまで軽快に「動ける」事自体が凄い。日本で同じサイズのGKは、どうしても動きが「重い」し「遅い」。ただドイツなど世界レベルのGKを見ると「190cm以上」あってもこれくらい「動ける」のが当たり前ですからね。その時点で日本と世界レベルの間には「大きな差」がある事が分かります。

 

ところで皆さん、カミンスキーに対してどういうイメージを抱きますか?「上手いGK」ではなく「止めるGK」ではないでしょうか?実は、ここも凄く「重要なポイント」。

日本で「良いGK」とは、一般的に「上手いGK」が語られる事が多い。その証拠に、みんな無意識の内に「良いGK」の事を「あのGK、めっちゃ上手い!」と言います。

けど、多くの日本人が見逃している凄く「重要なポイント」。

 

「上手い」事と、「止める」事は、全く別の能力である(☜クリック!)…という事。

 

「上手い」=「止める」じゃないんです。だから当然「上手い」=「良いGK」でもない。

では、「良いGK」とは…?

 

「良いGK」=「止めるGK」(失点しないGK)なのです。

 

もちろん「止める」前に「シュートを打たせない指示の声と味方との連携」があるのが大前提なのは言うまでもありません。

 

不思議とカミンスキーには「上手い」というイメージはないけど、「止める」というイメージはある。

これこそがカミンスキー=「良いGK」の証。

今の日本に必要なのは「上手いGK」ではなく「止めるGK」=「良いGK」なのです。

 

確かにカミンスキーはたまに「あれ?」というプレーもあるし、まだJ1のレベルでどれくらいやれるのかは分かりませんが、だからこそ磐田には昇格してもらってカミンスキーのJ1でのプレーを見てみたいし、日本とは全く異なる環境、異なる「GK哲学」で育ったカミンスキーのプレー1つ1つから、「我々日本人GKに足りないモノ=必要なモノ」が見えてきます。

カミンスキーの母国ポーランドは次々と世界的なGKを輩出する「GK大国」。最近では若干17歳のGKがリーグ最優秀GKに選ばれ注目を集めています(☜クリック!)。

この17歳GKの例を見ても、日本で「若い権田選手(26歳が若い?)に日本代表で試合経験を積ませて育成しよう!」とよく言われるその感覚がいかに、とんちんかんで世界と比べてズレているか、お分かり頂けるかと思います。時には29歳の西川選手に対しても「代表で試合経験を積ませて育成しよう!」と言われますからね…。

26歳、29歳で「育成」?バルセロナのドイツ人GKテア・シュテーゲンがブンデスリーガにデビューしたのは「18歳」の時。レバークーゼンのドイツ人GKベルント・レノがブンデスリーガにデビューしたのは「19歳」の時。しかも両者とも「育成」なんかのためではなく、「実力」でベテランを上回り、「結果」だけを求められて試合に出ているのです(詳しくは☞【GK大国ドイツのハイレベルすぎる選手層…CL優勝GKがU-21でも控えに】。

以前もブログに書きましたが、西川選手の「29歳」という年齢も、権田選手の「26歳」という年齢も、もう「育成」などと言ってられる年齢ではなく、今、現時点でバリバリ「A代表でも、W杯でも戦えるレベルにないといけない年齢」(☜クリック!)なのです。

そもそも試合に出る、出ないに「年齢」は関係ない。「育成」がどうとかもない。何歳だろうが「実力」がある者がポジションを掴む。ただ、それだけなのです。50歳でも「実力」があればレギュラーだし、14歳でも「実力」があればレギュラーです。ポジションは育成のために年齢で「与えてもらう」ものではなく、何歳だろうと「実力」で掴むものなのです。

若手が「実力」でベテランからポジションを奪った時、初めて本当の意味での「育成」が実現します。

逆に、「育成のため」に「実力」がないのに「若いから」というだけで若手にポジションを「与えてあげた」ら、その選手は成長するどころか、むしろ駄目になります。これでは全く本当の意味での「育成」には繋がらない。

 

日本のように「まだ若手だからミスしても仕方ない」「若手にチャンスを与えて育成しよう」などと甘い事を言っていては、一生、日本のGKのレベルが「世界レベル」に追い付く事はないでしょう…。

 

※カミンスキーの美しい「100%体を伸びきったセービング」。

DSCF1088

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⑨【広島県の高校生GKの課題「7つ」 ≪GK分析レポート2015≫

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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。

 

これほど、もったいない事はありません。

 

自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟

 

なぜ「55試合連続フル出場」中で「2季連続リーグ最少失点」のGKを勝ったのに代えるのか?】(☜クリック!)

 

「カメ」が「ウサギ」を抜く時】(☜クリック!)

 

だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。

 

このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)

 

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