キリンチャレンジカップ2005。日本代表VSホンジュラス代表。


 

どうもどうも!Yojiどす!今、日本は寒いですか?ホンジュラスは相変わらず暑いですが、夜と朝は少し冷え込みます。けど日中は半袖、半ズボンで大丈夫なほど暑いです!ホンジュラスは雪が降った事が無いらしいです。僕は冬服を全く持っていませんが、寒い日本に帰国する時はどうすれば良いのでしょうか(笑)?

 

 

…そんなこんなで、マラトンの練習参加(☜)も1ヶ月が経過した頃です。「キリンチャレンジカップ2005」とやらで、日本代表とホンジュラス代表が試合をする事になりました。

僕としては、これほど興味深い試合はありません!自分が普段、一緒に練習や試合をしてる選手達が、ホンジュラス代表として出場する…。彼らが、中田英寿選手や、中村俊輔選手相手に、どのようなプレーを見せるのか?彼らのその試合でのプレーぶりが、自分と日本代表との間の距離を測る物差しにもなる…と考えていました。

 

 

試合が近付くにつれ、何とも言えない複雑な心境になりました。それは「どっちを応援したらエエの!?」って事です。

…日本代表が勝った場合。日本に居る友達や知人に「Yojiはこんな弱い国でサッカーしてるのか。」と思われかねない。

…ホンジュラス代表が勝った場合。マラトンの選手達や周りのホンジュラス人から「日本ってたいした事ないな。」と思われるかもしれない…。

本当、最後の最後まで、どちらを応援して良いのか分かりませんでした。

 

 

結果、日本代表が「5-4」で大逆転勝利を収めました。ホンジュラスは3度の「2点リード」を守れず、悔しい逆転負けを喫してしまいました。

僕はこの試合を、親から送られて来たDVDでチェックしましたが、ホンジュラスは負けたとは言え、その潜在能力を日本のサッカーファンに印象付けたのではないか…と思ってます。

 

 

マラトンのアミーゴ、マリオ・ベリオス選手は、左サイドMFとして、デニス・フェレラ選手はボランチとして、共に先発出場を果たしました。ちなみに日本に与えた後半のPKは、マリオ・ベリオス選手のファールによるものです(涙)。ただ、ちょっとインチキ臭い判定でした。

デニス・フェレラ選手はこれが「代表デビュー戦」とは思えないほど、冷静なプレーをしていました。僕の目から見た限りでは、彼はノーミスで、ほぼパーフェクトなプレーをしていました。

 

 

彼らがマラトンに帰って来た後、いろいろ話をしました。
 
 
「宮城スタジアムはすばらしかった。」

「NakataとNakamuraはやっぱ上手かった。InamotoとOgasawaraも良かった。」
 
 
…などなど言ってました。
 
 
そして「疲れた…」とも。地球の裏側に試合に行ったのだから当然です。

デニス・フェレラ選手は、宿泊した仙台のホテルの「歯磨き粉」を持って帰って来てて、僕に見せてくれました(笑)。

その他、ホンジュラス代表マッサージとして来日したマニと、用具係りの人からは、「キリン100%オレンジジュース」をもらいました。ホンジュラスでキリンのジュースが飲めるとは…。妙に嬉しかったです。さすが「キリンチャレンジカップ」。たくさんキリンのジュースをもらったみたいです。マラトンの選手達とありがたくいただきました。

 

※写真はマリオ・ベリオス選手(左)&デニス・フェレラ選手(右)。マッサージ師マニ。右手に持つのは『キリン100%オレンジジュース』です!

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※写真は、マリオ・ベリオス選手の家に招待された時のもの。

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さて、この試合。日本ではどのように評価されていたのでしょうか?

インターネットなどで見た限りでは、ジーコは「欧州組に疲れがあって、ミスが出た。万全のコンディションならしてはいけないミス…」などと言ってたようです。主将の宮本選手は「3バックなら4点も取られてなかった…。」など、ちょっと言い訳っぽい発言をしていました。

 

…しかし、コンディション調整なら、ホンジュラス代表の方が圧倒的にキツい状況でした。シーズン中の疲れがある中、地球の裏側の未知の国に行って、時差ボケがある中での試合。ジーコの言う「コンディション」は理由になりません。むしろ、それを言いたいのはホンジュラス代表の方です。

 

…そして、宮本選手の発言。ホンジュラスにやられた4失点は、1対1で完璧に負けての失点でした。DFが3枚だろうが、4枚だろうが、10枚だろうが、局面の1対1で負けての失点なのだから、防ぐ事ができる失点ではなかったと思います。それも理由にならないと思います。

 

 

ホンジュラスの特徴は、何と言ってもあの独特の個人技です。彼らは普段の練習や試合で、ボコボコのグランドの中でプレーしてるケースが多い。そんな悪環境で子供の頃からプレーする事により、正確で独特な技術が自然に身に付いていったのではないか…と僕は考えています。

そして、あの身体能力!DFに行った三都主選手と加地選手が吹っ飛ばされて、独走を許しました。

 

 

…さらに、欧州でプレーする選手を6人も出場させた日本代表に対し、ホンジュラス代表は、イタリア・セリエAのASローマでプレーするエドガルド・アルバレス選手、カリアリでキャプテンを務めるダビッド・スアゾ選手などの欧州組が、所属チームの事情により来日できませんでした。ホンジュラス代表には、まだまだ凄い選手がたーくさん居るんです!!

 

 

ホンジュラスに居るもんなんで、ちょっとホンジュラス寄りになってしまったかもしれませんが、僕が全くホンジュラスに興味が無かった4年前の「キリンチャレンジカップ」(3-3の引き分け)を見た時も、「ホンジュラス強え~…。」と思っていました。

日本で観戦したみなさんの感想はどうですか??ぜひ、聞かせて下さい!ヨロシクお願いします!

 

※ホンジュラス代表全選手のサイン入りユニフォームです!

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Yoji

 

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キリンチャレンジカップ2005。日本代表VSホンジュラス代表。」への1件のフィードバック

  1. 日本地方で教育カウンセラーをしているぶにんと申します。ホンジュラスでサッカーをされているのですね。興味深く読ませていただきました。私の感想は、ホンジュラスは強いと思います。おっしゃるとおり、地球の反対側であれだけのプレーがきるのだから、ほんとの力はきっと日本で見せてくれた以上の能力をもっていると推察します。日本では、今日Jリーグの優勝チームが決まります。私がひいきにしている、セレッソとガンバが1位2位なので、なんとか今日勝ってワンツーフィニッシュを決めて欲しいものです。また読ませていただきます。なれない土地で理不尽なこともあるでしょうが、がんばってください!応援しています。

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