ついに「始まってしまった」…。
そして、
「明日、全てが決まる」
(下に続く)
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— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2015年10月15日
★前回記事は⇒『【GK論】ブラジル戦の川島永嗣選手に対する日本メディアの「採点」に見る、南米・欧州との「差」。そして、それが生み出すGKへの「誤解」』(☜)
ついに始まってしまった、ロシアW杯大陸間プレーオフ。
日本時間の11月4日(土)。ホンジュラスのホーム「世界一危険な都市」サン・ペドロ・スーラで行われた第1戦は、ホンジュラスがホームの利を活かせず「0-0」の引き分けに終わってしまう…。
★「世界一危険な都市」サン・ペドロ・スーラ(ホンジュラス)潜入写真110枚!「リアル北斗の拳」の実態とそこで暮らす人々(☜)
このプレーオフを勝ち抜くには、ホームでの第1戦で「最低3点差以上の勝利」が必要だと考えていたので、この結果には本当に失望しましたね。
そして、結果以上に、その「内容」に、もっと失望しました。
正直、ホンジュラスの出来は酷かった。
ここまでサッカーにならないホンジュラスを見たのは、久しぶり。
今回のロシアW杯予選のホンジュラスのホームゲーム全試合の中で、このオーストラリア戦は「最も酷い」出来でした。
ホンジュラス、ホームでオーストラリアに痛恨の0-0引き分け…。ホンジュラスの攻撃は元々エリス、キヨトの快速コンビの個の能力に大きく依存してるがエリスが出場停止で全く攻撃の形作れず。高さでは不利なのに苦し紛れのロングボール蹴る事しかほぼできなかった。結果以上に内容に希望が見出せず… https://t.co/LJ9Cd6N9Gg
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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続き)フィジカルなど個の能力を全面に押し出すホンジュラスのサッカーはメキシコなどフィジカル勝負で勝てる相手には単調でも効果的でメキシコには毎回予選で勝つなど相性良いが、アメリカやオーストラリアなどフィジカルで勝てない相手になると全く何もできなくなってしまう。むしろよく引き分けた
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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続き)とてもサッカーできる状態とは言えない凸凹であまりに劣悪なピッチも本来はホームのホンジュラスに優位性がなければならないのだが、むしろオーストラリアの方が順応し、彼らは正にやりたいサッカーやって狙い通りの結果出した。暑さも先にホンジュラスの方がヘバる。ロシアW杯出場、厳しいな…
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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正直、あの「内容」を見たら、アウェーの第2戦も、かなり厳しい…。
ただ、ここまできたら、もう、ホンジュラスを「信じる」しかない。
今予選もそうですが、ホンジュラスはいつも「もうダメだ。終わった」という絶体絶命の状況から、這い上がってきた。
【動画】ロシアW杯・北中米カリブ海地区最終予選・最終節メキシコ戦。自力出場の可能性はもうなかったが、今予選「無敗」でダントツ首位通過のメキシコを相手に2度リード許すも大逆転して、順位でも強豪アメリカを抜いて敗退に追い込み、4位でオーストラリアとのプレーオフ進出を掴み取りました。
ホームで「0-0」引き分けも、前向きに捉えたい。
確かに勝てなかったのは痛かったが、アウェーゴールをオーストラリアに与えなかった事で、アウェー・シドニーでの第2戦で、ホンジュラスは「1-1」引き分け以上でロシアW杯出場が決まる(アウェーゴールの差で)。
逆にオーストラリアは「0-0」からのPK戦を除けば、「得点が生まれた引き分け」の場合、全て敗退。オーストラリアがPK戦以外でW杯の出場権を獲得するには、ホンジュラスからゴールを奪って「勝つしかない」状況。
ホンジュラスが先に1点を取れば、オーストラリアは2点取って逆転勝利しないと、敗退。
ホンジュラスは先にオーストラリアに1点取られても、こっちも1点を取り返して「1-1」の引き分けにさえ持ち込めば、ロシアW杯出場。
オーストラリアの優位性は「ホームで戦える」事だけで(まあ、それが「大きい」のだが)、実際「数字」的には、ホンジュラスにもまだまだ全然、可能性は、ある!
ホンジュラスの狙いは、ホームで得点して勝つしかないオーストラリアが前がかりに攻めてくるところに、第1戦に出場停止で出られなかった快速エリスがリオ五輪のような高速カウンターで1点アウェーゴールとって、オーストラリアを焦らし術中にはめて1-0勝利か1-1引き分けでW杯出場。これだ!
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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個人的に、昨年、鹿島がCS決勝で浦和にホームで0-1負けた後、アウェーで2-1勝ってアウェーゴールの差で優勝した事例から、かなりの「希望」をもらってる。アウェーで先勝した浦和の方が心理的に追い込まれ、鹿島はやる事がハッキリした。ホンジュラスも鹿島のようにアウェーで決めよう!#鹿島
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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ですね。ホンジュラスのピント監督はブラジルW杯でコスタリカを史上初のベスト8に導き、リオ五輪でホンジュラスを史上初のベスト4に導いた名将です。今の厳しい戦力の中でピント監督だからこそここまでこれたと僕は思ってますし、彼の頭の中にはW杯への道筋がハッキリ見えてると信じてます。
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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さらに、過去の他国の大陸間プレーオフの結果も、ホンジュラスに勇気を与えます。第1戦をホームで引き分けたにも関わらず、第2戦のアウェーでW杯出場を決めた国が、意外とあるのです。
ただPOの歴史振り返ると98年W杯POイランVSオーストラリアも、イランはホームで1-1引き分け、アウェーのシドニーでも押されまくって早々にオージーに0-2リード許し(2試合合計1-3)絶望的な状況になりながらも終盤に2-2追い付いてアウェーゴールでイランがW杯出場。ホンジュラスもある!
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06年W杯POではホンジュラスと同じ北中米カリブ海のT&Tがバーレーンにホームの第1戦で1-1と引き分けながら、アウェー・バーレーンの地で1-0で勝ってT&TがW杯出場を決めてる。ホームで引き分けたチームがアウェーでW杯出場決める事例が実は意外と多い事。ホンジュラスとしては…(続く
— 山野陽嗣╱Yoji Yamano (@yoji_yamano) 2017年11月11日
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もう1つ、ホンジュラスにとって大きなポジティブ要素は、【Vamos Honduras!「運命の二戦」ホンジュラスVSオーストラリア。ロシアW杯予選大陸間プレーオフ。不安要素は?】(☜)で書いた「不安要素」である●●が、第1戦で、今予選で最高のプレー…いや、彼の過去の全代表戦の中でも最高のプレーをして無失点に抑え、ホンジュラスを救った事。ここにきて●●が覚醒したのは、大きい。アウェー・シドニーでロシアW杯出場を掴み取るには、●●の活躍が必要不可欠。
そして、第1戦で途中出場ながら「最もゴールの匂いを感じさせた」選手であるカルロ・コストリー。今回の予選ではピント監督との不仲で招集に応じてこなかったコストリーですが(予選終盤にやっと招集に応じて代表復帰)、これまで代表で数々の重要なゴールを決めてきた彼が、第2戦でも「大仕事」をやってくれそうな予感がします。
【動画】前回のブラジルW杯北中米カリブ海地区最終予選、アウェーのメキシコ戦。ホンジュラスは「勝ち以外は敗退」に近付く正に崖っぷちの状況ながら、コストリーの1得点と、コストリーの強烈なシュートのこぼれからゴールが生まれ、2-1大逆転勝利。コストリーのゴールが決まった瞬間の、メキシコ人実況のテンションの低さ(笑)メキシコ中を凍りつかせた。この再現をシドニーで!実は強豪メキシコが、W杯予選でホーム・アステカスタジアムで負けたのは、この試合までは「1回」しかなかった。これが「2回目」。「奇跡」を起こし、ブラジルW杯出場を掴み取りました(メキシコは「あわや敗退」という状況まで追い込まれ、最後はニュージーランドとの大陸間プレーオフに回って、何とかブラジルW杯出場)。
とにかく、ホンジュラスを応援。
明日、全てが決まる。
ロシアW杯に出場するのは、ホンジュラス。
そうなると信じて…。
【動画】つたないスペイン語で、オーストラリアとの大陸間プレーオフを戦うホンジュラスに激励のメッセージを送りました。この動画はホンジュラスメディアでも取り上げられました。※こちら!⇒【El mensaje de apoyo del japonés Yoji Yamano a la Selección de Honduras】(☜)
※2014年6月。U-20ホンジュラス代表GKコーチ時代(☜)のコスタリカ遠征にて。僕の隣に居るのが、現在のA代表のエースのアルベルト・エリス。上記のメキシコ戦でも1得点1アシストと大活躍。出場停止で出られなかった第1戦の分も、明日の第2戦で大爆発してくれると信じています!エリスがホンジュラスをロシアW杯出場に導く!
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②≪「海外挑戦すべきか、しないべきか?」 正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈前編〉≫
④≪「海外挑戦すべきか?」正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈後編〉 お金、治安、語学…目標はあるけど【決断】できない人へ≫
⑤≪「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法≫
⑥≪背が低いGKがやるべき事は本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」≫
⑦≪海外挑戦するなら言葉は勉強してはならない。外国語を覚える6つのコツ≫
⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
⑨【広島県の高校生GKの課題「7つ」 ≪GK分析レポート2015≫】
⑩≪GKのコーチングは、何を、どう、伝えれば良いのか?GKのコーチングを、味方によく聞いてもらえる「コツ」とは?≫
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