【感動】Jリーグだけが全てじゃない!世界中でプレーする「無名日本人選手」に夢と希望を与える加藤恒平選手の意義ある日本代表初選出!


「ライバルに勝ちたいGK」へ!グローブ

 

★前回ブログは⇒『【GK論】「これ」を見ても川島永嗣選手と西川周作選手の「差」が分からない人は、もう、どれだけ説明しても、一生、分からない』(☜)

 

今、大きな話題と注目を集めている選手がいます。

ロシアW杯アジア最終予選、第8戦、アウェー・イラク戦に臨む日本代表に「初招集」された、ブルガリアでプレーする「無名」日本人選手、加藤恒平選手です。

加藤選手はJ2の町田ゼルビアでのプレー経験はあるものの、J1でのプレー経験はありません。そんな中、アルゼンチンやモンテネグロ、ポーランドやブルガリアのクラブを渡り歩いて「独自の路線」で着実に実績を積み重ね、今回、ハリルホジッチ監督の目に留まり、ついに日本代表へと選出されました。

加藤選手は昨日の帰国後のインタビューで「生きてて良かった」と口にしましたが、この言葉がもつ「意味」と「重み」を本当の意味で理解できる日本人は少ないかと思います。「平和」で「安全」な日本で暮らしていると、「生きる」事の意味や重みがなかなかピンとこない…のも無理はありません。

しかし、僕は「世界一、危険な国」と言われるホンジュラスで長年、戦ってきた(☜)からこそ「今、生きている」という事の「ありがたみ」が人十倍、分かる。決して、当たり前ではない。だから、加藤選手の「生きてて良かった」という言葉に込められた切実さ、意味、重みが、本当に自分の事のようによく分かります。

僕が尊敬してやまない元鹿島アントラーズやアルビレックス新潟のGK小澤英明さんも、危険な南米パラグアイでプレーした経験があり、その小澤さんが僕が戦いを終えて1年9ヶ月ぶりにホンジュラスから帰国(☜)した際にかけてくれた言葉が、

「ヤマ…(僕の名前「山野」の略)。本当に、よく、生きて帰ってきた。まずは、本当にそこ。あんなに危険な国で…。しかも、誰の助けもない中、たった『1人』で行って…。いつも『おじいさんにお祈りしている』『おじいさん、ありがとう』ってヤマがホンジュラスでブログに書いていたけど、その言葉を見て、俺は軽い気持ちじゃあとてもコメントできなかった…」

…でした。小澤さんの目からは涙が溢れ出ていました。あの時の小澤さんの「言葉」と「涙」を、僕は一生、忘れる事ができません。パラグアイでプレーした経験がある小澤さんには、危険な中南米で「生きる」という事の大変さが誰よりもよく分かったのだと思います。僕の帰国を涙を流して歓迎してくれた小澤さんには、感謝の気持ちで一杯です。

※詳しくは⇒『「魂のGK」小澤英明さんの、忘れられない「涙」』(☜)

 

加藤選手は「これまでで最も辛かった事」として「ビザが下りず公式戦出場できなかったアルゼンチン時代」を挙げました。実は僕も選手時代に11~12年前にホンジュラスで全く同じ問題を経験(☜)しており、加藤選手が味わった「辛さ」がまるで自分の事のようによく分かります。

地獄のような過酷な環境を本当に死ぬ想いで乗り越えて、やっと、やっと…プロチームとの契約締結まで辿り着いた(☜)と思ったら、「ビザが下りず公式戦に出られない」という理不尽かつ不可解な「ピッチ外」の問題で、どん底に突き落とされる絶望感…。本当、言葉にならないですよ。あの苦しみは、実際に経験し、味わった者にしか分からない。世界屈指の「しっかりした国」である日本では起こりえない問題なので今一、理解できないかもしれませんが、「全てがムチャクチャで理不尽かつ不可解」な中南米の国々では頻発する問題なのです。

 

※ホンジュラス1部リーグ(「La Liga Nacional」ラ・リーガ・ナシオナル。日本の「J1」に相当)のスタジアムの劣悪なピッチ。こんな劣悪なピッチで上位プレーオフ(☜去年までのJ1の「チャンピオンシップ」に相当)を戦う…。加藤選手もアルゼンチン時代に劣悪な環境を経験したそう。加藤選手はそういった「地獄」から日本代表にまで這い上がったのです。

※ホンジュラスがいかに劣悪で壊滅的なサッカー環境、生活環境か…分かり易い実体験を当時、こちらに魂込めて書きましたので、ご覧下さい。サソリは出るわ、ゴミ屋敷だわ…もう、正に「地獄絵図」ですよ…⇒『新たな戦いの始まり』(☜)

 

僕もホンジュラスなど世界各国を渡り歩いた選手時代は、挑戦しては跳ね返され、挑戦しては跳ね返され…地獄のような日々を過ごし、なかなか目標達成できない中で、それでも「日本代表」という「人生最大の夢」を最大のモチベーションかつ唯一のよりどころとし、様々な困難に真正面から立ち向かって世界中で戦ってきました(☜)。

8年前に「GKコーチ」に転向(☜)してからは、僕の「人生最大の夢」は日本代表ではなく「ホンジュラスA代表GKコーチ」になりました(☜)

 

日本で知られていないだけで、今現在も、「日本代表」という夢を胸に世界中のあらゆる国々で孤独かつ過酷な挑戦を続けている「無名」日本人選手たちがいます

今回の加藤選手の日本代表選出は、そういう世界中で戦う「無名」日本人選手たちに、計り知れないほどの夢と希望を与えます。非常に意義がある選出なのです

 

「ブルガリアリーグのレベル自体がどうなんだ?」「日本でJ2までしかプレーしていない選手なんてどうなんだ?」という疑問の声もありますが、サッカーは、プロは、Jリーグだけで行われるものではありません

 

Jリーグだけが全てじゃない

世界のどこでプレーしていても、ちゃんと見てくれている人がいる

世界のどこでプレーしていても、「日本代表」という夢を実現できるチャンスがある

 

世界は広い。

日本で「無名」でも優れた選手は世界中にたくさんいるし、また日本人が知らないだけでハイレベルなリーグや国は世界中でたくさんあります

そういった事を分かり易く、以下に書きましたので、合わせてご覧下さい。

加藤恒平選手の事を、心から応援しています!!

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①≪GKの【判断力】を身に付ける方法

②≪「海外挑戦すべきか、しないべきか?」 正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈前編〉

③≪【言う事を聞かないGKを、一発で黙らせる】方法

④≪「海外挑戦すべきか?」正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈後編〉 お金、治安、語学…目標はあるけど【決断】できない人へ

⑤≪「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法

⑥≪背が低いGKがやるべき事は本当に「牛乳を飲む」事なのか?身長など先天的な問題を抱えるGKが「やるべき事」

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⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ

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