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★前回ブログは⇒『【GK論】日常生活の中でGKの「リアクション」と「読み」を鍛える方法』(☜クリック!)
昨季(2015年)、被シュート数は多かったにも関わらず「リーグ最少失点」「最多セーブ率」「最多PKストップ(3本)」を成し遂げ、サンフレッチェ広島を年間王者に導いたGK林卓人選手(☜クリック!)。僕の中で昨季のJ1の「年間MVP」は林卓人選手です。
それでも決して満足せず、昨季の「完封14試合」を超える、仙台時代にマークした自己最多「完封15試合」以上を狙うという。
常に謙虚に、現状を上回ろうとする姿勢は、本当に素晴らしい。
多くの人が上の写真の記事を見て「15完封」というところに目がいくと思います。
が、今回、僕がより注目した林卓人選手の「こだわり」は、この言葉でした。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「構えた時の重心の位置。片側にかかりすぎ、隙を狙う相手に外されないように心掛ける」
これぞ正に、林卓人選手の「真骨頂」。
昨年、僕はアスリートナレッジで林卓人選手の分析を行った(☜クリック!)際、林卓人選手の「優れた5つの要素」の内、1つとして、
「素早いポジション移動と、左右均等に重心を掛けて構えられること」
を挙げています。※その記事は!⇒【林卓人は、優れているからこそ語られない】(☜クリック!)
どんな時でも左右均等に重心をかけて構えられるからこそ、上下左右どこにシュートが飛んできてもスムーズに反応できる。これは【リオ五輪アジア最終予選のGK櫛引選手の分析記事】(☜クリック!)でも触れた重要な要素です。日本人でこれをハイレベルな試合の中でできるGKは、少ない。
では、なぜ、林卓人選手は、「できる」のか?
それは、やはりこの記事に書かれているように、練習の中から「細かくテーマをもって」取り組み、日々「ちゃんと、できているか」チェックし、納得いかなければGKコーチと話し合って確認し、「無意識にできる」ようになるまで繰り返し繰り返し長年、取り組んできたから。
全国のGKの皆さん、ついつい何も考えず、ただ漠然と練習していないですか?何も考えず、ただ漠然と練習していても、課題は改善されないし、林卓人選手のようにはなれません。
真のGK文化がまだ根付いていない日本では、GKが「シュートを止める」シーンばかりが注目されます。とかく、派手なセーブに注目が集まりがちです(それすら話題にならない事も多いが☜クリック!)。
けど、「シュートを受ける前の準備」の重要性について、語られる事は少ない。
どれだけ良い反応やシュートストップ能力をもっていても、「シュートを受ける前の準備」が間違っていたら、シュートは止められません(☜クリック!)。それくらいこの「シュートを受ける前の準備」というのは、重要なのです。
林卓人選手の「こだわり」であり持ち味である「素早いポジション移動と、左右均等に重心を掛けて構えられること」は、「シュートを受ける前の準備」の1つ。そこが林卓人選手は優れているからこそ、「リーグ最少失点」「最多セーブ率」「最多PKストップ」※を成し遂げる事ができたのです(もちろん、シュートに対する反応やシュートストップ能力も優れているのは言うまでもありません)。※林卓人選手はPKの時も、先に倒れず、蹴られるギリギリまで左右均等に重心をかけて構えている。
「無意識にできるようにならないと」と林卓人選手は語っていますが、これも非常に重要。ハイレベルな試合では相手の動きやボールのスピードが速く、頭で考えてから体を動かしていたのでは、とても間に合わないからです。無意識に正しい準備や反応ができるよう、日頃の練習から体に落とし込んでおかなければならないのです。
これらは一朝一夕で、できるようになるものではありません。課題意識をもってコツコツ地道な練習の繰り返しを長年、積み重ねる作業が必要となります。
今でこそ日本人屈指のハイボールの強さを誇る林卓人選手ですが(⇒【日本人GK最大の弱点とは○○である(林卓人GK分析「後編」)】☜クリック!)、意外な事に、実は昔は「ハイボールが最も苦手なプレー」だったという。それを、課題意識をもってコツコツ地道な練習の繰り返しを長年、積み重ねて改善し、「弱点を武器」に変えたのです。
※「ハイボール」に関しては以前、こちらにも詳しく書きましたのでご覧下さい!⇒【「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法】(☜クリック!)
改めて林卓人選手から大切な事を学ばせて頂きました。林卓人選手、ありがとうございました。
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②≪「海外挑戦すべきか、しないべきか?」 正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈前編〉≫
④≪「海外挑戦すべきか?」正しい【決断】を下せる「3つ」の方法〈後編〉 お金、治安、語学…目標はあるけど【決断】できない人へ≫
⑤≪「ハイボールが苦手」なGKが「ハイボールが武器」になる練習法≫
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⑦≪海外挑戦するなら言葉は勉強してはならない。外国語を覚える6つのコツ≫
⑧≪「キックが上手い」GKより「キックが下手」なGKの方が良かったワケ≫
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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。
これほど、もったいない事はありません。
自分の経験上、多くのGKが「ちょっとした気付き」を与えるだけで、まるで別人のように成長し、第3GKから正GKに、アマチュアからプロに…と、自分の人生を変える事ができる。※実際の事例は以下のリンク先☟
【なぜ「55試合連続フル出場」中で「2季連続リーグ最少失点」のGKを勝ったのに代えるのか?】(☜クリック!)
【「カメ」が「ウサギ」を抜く時】(☜クリック!)
だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。
このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢(生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)
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