【GK論】衝撃の18歳GK、カンボジア代表ウム・セレイラット。果たして日本の18歳GKは彼に勝てるのか?


 

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2015/11/25 22:07

 

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カンボジアVS日本のW杯アジア2次予選。

この試合を観て、僕は「衝撃」を受けました。カンボジア代表の18歳GKウム・セレイラットのプレーにです。

 

スタメン発表の時点で、まず、驚きました。

埼玉スタジアムで行われた前回の試合で素晴らしいプレーを見せ、アスリートナレッジのGK分析でも高評価したカンボジア代表GKソウ・ヤティ(☜クリック!)がスタメンではなかったのです。

 

ただ、それは「驚き」の序章に過ぎませんでした。

ソウ・ヤティに代わってスタメン出場を果たしたのは、何と若干「18歳」のGKウム・セレイラットだったのです。

 

しかし、本当の意味での「驚き」は、キックオフ後の彼のプレーでした。いや、「驚き」という言葉では物足りない…正に「衝撃的」なプレーでした。

 

若干「18歳」ながらアジアの強豪・日本を相手に、大観衆の中で「W杯予選」という大きなプレッシャーがかかる試合に臨んだウム・セレイラット。

 

前半4分。DFライン裏へのボールに対し、ウム・セレイラットは果敢にペナルティエリアを飛び出して処理。ピンチを未然に防ぎます。

一見、何気ないプレーのようですが、W杯予選という大舞台で、これだけの大観衆、大きなプレッシャーがかかる試合で、相手はアジアの強豪・日本という状況であれば、普通の「18歳」GKなら怖がってなかなかここまで出てこれないものです。

しかしウム・セレイラットは勇気をもってペナルティエリア外まで飛び出しピンチを未然に防ぎました。「守備範囲の広さ」と「的確な判断力」はもちろん、18歳ながらこの大舞台、格上相手にも臆する事なく、プレッシャーに負けず冷静に適格な判断とプレーができる「メンタルの強さ」に驚きました。

前半26分にも、同様にDFライン裏へのボールに対してペナルティエリアを飛び出してヘディングでクリアー、しピンチを未然に防いでいます。しかも、ヘディングはセカンドボールを拾われて失点に直結するリスクが高い中央ではなく、しっかりとサイドにクリアーしていました。

 

前半9分。この日の試合展開を決めた(日本にとっては試合が難しくなった)とも言える、ビッグプレーが飛び出します。

複数のDFに囲まれながらもカンボジア陣内のぺナルティエリア内に進入した日本代表FW岡崎選手。DFを振り切り、ゴールまで数mの至近距離からシュートを放ちますが、ウム・セレイラットがスーパーセーブ!!

この時、ウム・セレイラットは素晴らしい「飛び出し」を見せました。「飛び出し」に関しては、「いつ、飛び出すべきか」というGKの鉄則があります(☜クリック!)。

相手のコントロールが大きくなった時」などに瞬時に飛び出して間合いをつめてコースを切るのがポイントなのですが、そこはさすが、世界最高峰リーグのプレミアリーグで活躍する岡崎選手。コントロールミスは、ほぼ、ありませんでした。

それでも、ほんの僅かにコントロールが大きくなった瞬間を、ウム・セレイラットは見逃しませんでした。「ここしかない」というタイミングで岡崎選手との間合いをつめたウム・セレイラット。岡崎選手は、顔を上げてシュートを打とうとした時にはすでに目の前にウム・セレイラットがいて「シュートコースは全くない」という状況に追い込まれていたのです。こうなると、いくらプレミアリーグで活躍する岡崎選手と言えども、シュートを決めるのは至難の業です。

決して、イチかバチかのギャンブルで飛び出したのではなく、あの決定的ピンチの状況でも冷静に岡崎選手とボールの動きを見て、「ここしかない」というタイミングを見逃さずに飛び出して止めているという事。そして特筆すべきがその「敏捷性」です。これはソウ・ヤティにも見られた特徴(☜クリック!)ですが、ウム・セレイラットも敏捷性に非常に優れており、日本人には真似できないようなスピードで岡崎選手との間合いをつめているのです。もし彼に敏捷性がなく、間合いをつめるのがあと0コンマ数秒でも遅れていたら、このシュートは決まっていたでしょう。つまり、ウム・セレイラットは、まぐれでも何でもなく、紛れもなく「実力」で岡崎選手のシュートを止めたという事なのです。

前半9分という時間帯を考えても、もし、このシュートが決まっていれば、日本の大勝もありえた試合でした。ウム・セレイラットのこのビッグプレーがあったからこそカンボジアは失点を最小限に食い止める事ができたのです。「この日の試合展開を決めた」と前述したのは、そういう意味です。それほど、重要なプレーでした。

 

ウム・セレイラットの素晴らしいプレーもあり前半を0-0で終え、迎えた後半、開始、僅か1分。日本がいきなりPKのチャンスを得ます。

日本にとっては絶好のチャンス。カンボジアにとっては絶体絶命のピンチ。上記の前半9分の決定機同様、これが決まっていれば日本の大勝もありえた試合でしたが、ここでも再びウム・セレイラットが日本の前に立ちはだかります。見事に岡崎選手のPKを阻止!!

ウム・セレイラットの動き出しはほんの僅かだけ早かったですが、それでも岡崎選手がキックするギリギリまで我慢して動きませんでした先に倒れてしまえば逆を突かれて決められてしまうリスクを、よく理解していたのでしょう。

日本では「コースが甘かったからウム・セレイラットが止めれたのも当たり前」という論調が多かったですが、例えコースが甘くとも、そもそも「読み」が逆であったり、前述したように先に倒れてしまえば簡単に決められてしまう訳で、これもやはりまぐれではなく、「しっかりとした準備と駆け引きをしたウム・セレイラットが岡崎選手に勝った」というのが正しい解釈だと思います。「勝った」と口で言うのは簡単ですが、【日本代表GK西川選手のイラン戦のPKストップを批判するのは間違っている】(☜クリック!)でも書いたように、PKは「キッカーが圧倒的有利」であり「GKは滅多に止めれるものではない」という事を忘れてはいけません。しかも相手はPKは得意ではない(?)とは言え、現役のプレミアリーガーの岡崎選手です。これを止めたウム・セレイラットがいかに素晴らしかったか。彼のPKストップはもっと賞賛されるべきです。

岡崎選手は試合後、このPK失敗について「プレッシャーがあった」といった発言をしていました。プレミアリーグやブンデスリーガ、W杯本大会も経験し、あらゆるプレッシャーをはねのけて長年ゴールを決め続けてきた岡崎選手でもプレッシャーを感じたのです。もしウム・セレイラットの能力が低ければ、果たしてこれほどまでのプレッシャーを岡崎選手は感じたでしょうか?前述したように、前半9分に岡崎選手は決定的シュートをウム・セレイラットに止められています。そういった伏線があったからこそ、岡崎選手はPKでもプレッシャーを感じたのだと思います。だからこそコースも甘くなったのでしょう。岡崎選手のPK失敗は、ウム・セレイラットの能力の高さが影響を及ぼしていたと見るべきです。

PKストップ後のウム・セレイラットの「表情」も印象に残りました。もの凄い事をやってのけたのに、派手なガッツポーズをする訳でもなく、静かにささやかな「笑み」を浮かべていたのです。その表情からは「余裕」すら感じました。この大舞台で格上の日本相手にも決して動じず、冷静に好プレーができる精神的な余裕まであるとは…。まだ彼は「18歳」ですよ!!末恐ろしいGKがカンボジアから出てきたなと、改めて感じさせられました。

 

そんな中…。後半6分。ついに日本が先制点を奪います。ゴール前に蹴られた柏木選手の素晴らしいFKに対し、ウム・セレイラットは飛び出すもボールに触れず、味方選手に当たってオウンゴールとなってしまいました。ここまで素晴らしいプレーでゴールを死守してきたウム・セレイラットが、51分目にして「初めて」見せた判断ミスでした。

どれだけそれまで素晴らしいプレーを見せていても、「初めて」のミスがいきなり失点に直結する。プロの試合では、たった1度のミスが命取りとなってしまうのです。特に「W杯予選」という舞台では、なおさら。その事を若いウム・セレイラットも、この失点で痛感し、学んだと思います。

ただ、柏木選手のFKがコース、スピードともに素晴らしかった事は見逃せません。GKにとって非常に判断と処理が難しいボールでした。もちろん、もっとレベルが高いGKであれば正しい判断と処理ができたかもしれませんが、ウム・セレイラットはカンボジア国内リーグの中で、あれほどのレベルのキックを経験した事がなかったのではないでしょうか?

これはソウ・ヤティの分析(☜クリック!)でも述べましたが、自らの「経験値」を越えるボールや、「体験」した事がないレベルのボールに対しては、どうしても正しい判断や処理ができないものです。「ミス」とは書きましたが、あくまでも「現時点のウム・セレイラットでは処理が難しいボールだった」という事であり、彼がこの「経験」を生かしてよりレベルアップすれば、充分に正しい判断と処理ができるようになる可能性はあります。それだけの「ポテンシャル」と「才能」をウム・セレイラットはもっています。

この失点後、ウム・セレイラットはサイドからのクロス(ハイボール)に対して「飛び出すも触れない」というミスを繰り返す事となります。上記の失点シーンも含めると、ハイボールに対して合計4度のミスがありました。

まだまだ18歳と若い事から、判断ミスが失点に繋がった事でさすがに精神的に動揺があったのかもしれませんが、それ以上に長友選手など日本代表の選手たちがサイドから「速い」ボールのクロスを上げてきた事が、ミスを誘発した原因だと考えます。その証拠にウム・セレイラットは、普通の緩いクロスに対しては、全て問題なく処理できているのです。GKやDFが処理が難しい「速い」ボールのクロスを立て続けに蹴り込んできた長友選手など日本代表の選手たちが、まだ現時点の「18歳」のウム・セレイラットよりも勝っていたという事です。おそらくウム・セレイラットは、このレベルのクロスも、カンボジアリーグで「経験」「体験」した事がなかったのでしょう。2失点目も、藤春選手の素晴らしいクロスから生まれました。

確かに1失点目以降、クロスに対する判断ミスが増えましたが、びびって「飛び出さない」のではなく、「恐れず積極的に飛び出してチャレンジしていた」のが印象的です。それでボールに触れずミスにはなってしまいましたが、まだ「18歳」と若く、積極的にチャレンジして得た「経験」は必ず将来に繋がります。つまり「積極的にチャレンジした上での前向きなミス」だったと言えるのです。この年代では、それも大切な事です。もう少し年齢が上になってくると、またちょっと違ってきますが。⇒【どちらのGKを使うべきか?】(☜クリック!)

また、ミスは誰にでもあるので(本来はあってはならないのですが)、「ミスの後、何をするか」を僕は常に重要視して見ているのですが、後半42分に素晴らしいプレーがありました。

サイドからのクロス(ハイボール)に対して、この日4度目となる「飛び出すも触れない」というミスを犯しますが、その後、素早く切り替え、敏捷性を生かして物凄いスピードで正しいポジショニングを瞬時にとり直すと、南野選手の至近距離からの強烈なシュートをスーパーセーブで阻止したのです。「ミスの後の切り替えの早さ」「敏捷性を生かしたポジショニング修正の速さ」(☜クリック!)についても、ソウ・ヤティと共通しています。これがカンボジア人GKの大きな特徴であり、武器なのだと改めて感じました。

 

話は前後しますが、後半13分のプレー。クロスからファーサイドで合わされ、GKの目の前でバウンドする非常に処理が難しいヘディングシュートを打たれましたが、ウム・セレイラットはここでも瞬時に正しいポジショニングをとり、両脚均等に重心をかけプレジャンプもせず体でしっかりと面をつくって、右足1本で好セーブしました。反応自体が速いのはもちろん、両脚均等の重心とプレジャンプをしなかった「良い準備」があったからこそ、あのように右足がスムーズに出たのです。どちらか一方により重心がかかっていたり、プレジャンプをしていたら、あの右足は出なかったでしょう。さらに、セーブ後のセカンドボールに対する「起き上がり」も信じられないくらい速かった。非常に細かい部分ですが、こういうハイレベルなプレーもウム・セレイラットはできていました。しかも、この場面だけではなく、他のシュートストップの場面でも同様にできていたのです。これも、ソウ・ヤティと共通する特徴(☜クリック!)です。

 

後半21分。岡崎選手のヘディングシュートを正面でオーバーハンドキャッチした場面では、緩いシュートだったにも関わらず、キャッチ後、細心の注意を払ってセーフティに体をかぶせて地面に倒れてボールを大事に抱え込みました。どんなボールに対しても決して油断する事なく、手を抜かずに丁寧にやるべき事を全うして処理する姿が印象に残りました。これもまた、ソウ・ヤティと共通する特徴(☜クリック!)。この2人のカンボジア代表GKの共通点は非常に多く、カンボジアにおけるGK指導と、カンボジア人選手がもつ身体能力的な特徴などが、この2人のGKのプレーによく現れています。

 

後半22分。山口選手の強烈なミドルシュートを、両手で面をつくってしっかりとサイドに弾き返しました。さらに後半35分にも、柏木選手の強烈なミドルシュートを同様の好セーブで阻止しています。ウム・セレイラットはまだ18歳で線が細いのですが、強烈なシュートに対して負けないよう両手で面をつくってしっかりとサイドに弾き出す技術もありました。また柏木選手のシュートを止めたシーンでは、シュート前の日本の速いパス回しに対して、相手選手とボールの位置をよく見て、決して重心をぶらす事なく、細かなステップでポジショニング修正をし続け、シュート時には正確なポジショニングをとっていました。このシーンに限らず、ポジショニングは試合を通して非常に正確でした。

JリーグのGKでもポジショニングのミスはよく起こっています(☜クリック!)。ましてや「18歳」のGKともなると、日本の18歳GKを何人も見てきましたが、正しいポジショニングを試合を通してとり続ける事ができるGKは、残念ながら少なかったです。しかもカンボジア代表と日本代表のように実力差が大きい試合では、カンボジア代表GKからすると押し込まれる展開が多くなり、上下左右あらゆる場所にパスやロングキックで動かされ、息つく暇もなく目まぐるしくポジショニング修正し続けなければならない非常に難しい状況となります。そんな状況下では、通常、どうしてもポジショニングのミスが出てきてしまうものなのです。ところがウム・セレイラットは、そんな状況下でも冷静に正しいポジショニングを試合を通してとり続ける事ができていたのです。

 

そして後半40分。この日、最後のビッグプレーが飛び出します。柏木選手からのDFライン裏への絶妙な縦パスに反応した本田圭佑選手が、ゴールエリア付近という超至近距離から、かつ正面から決定的なシュートを放ちますが、またしてもウム・セレイラットが立ちはだかりスーパーセーブ!!

ポジショニングの正確性はもちろんの事、このシーンでもやはりウム・セレイラットは両脚均等に重心をかけプレジャンプもせず、最後までよくボールを見て反応していました。だからこそ止められたのです。日本ではGKの「反応の速さ」ばかりに注目が集まりますが、「反応の速さ」だけではシュートは止められません。「反応の速さ」+シュート前の「準備の良さ」が彼の数々のスーパーセーブを生み出しているのです。※詳しくは⇒【サンフレッチェ広島GK林卓人選手の分析】(☜クリック!)

 

どれだけ押し込まれて決定的なピンチが訪れても、試合開始から終了まで、ウム・セレイラットは一貫して冷静に味方選手に対して「指示の声(☜クリック!)を出し続けていました。その点も非常に素晴らしかったです。彼の「指示の声」があったからこそ、味方選手も最後まで集中力を切らす事なく、失点を最小限に食い止める事ができたのです。

 

キックに関してはミスも何度かあり、まだまだ改善の余地はありますが、それは日本の18歳GKも同じです。

そう。ウム・セレイラットは、まだ「18歳」。

 

では、果たして日本の「18歳」GKは、ウム・セレイラットに勝てるのか?

 

日本ではよく「超高校級」という言葉が使われます。

しかし、それはあくまでも「高校生VS高校生」の試合を観ての評価です。

だから「超高校級」の選手が鳴り物入りでプロに入っても、その後、全くプロでは通用せず、芽が出ずに終わる…という事は、よくあります。特に「GK」に関しては、「18歳」…つまり日本の高校3年生や高卒1年目の年齢で「プロで活躍できる」「プロ相手に通用する」というGKは、ほとんどいません。

 

そんな中、カンボジア代表GKウム・セレイラットは、日本の高校3年生や高卒1年目に当たる「18歳」という年齢ながら、すでに「日本のA代表」を相手に、これほどまでのプレーができている…という事実。

 

しかも彼がこれだけのプレーを見せたのは「練習試合」などではなく「W杯予選」という大舞台です(カンボジアにとっては2次予選とは言え日本戦は大舞台)。ブンデスリーガでゴールを量産しプレミアリーグでも活躍する岡崎選手や、ACミランの本田圭佑選手たちを止めたのです。

 

ウム・セレイラットがこの日、日本代表を相手に見せたプレーと同レベルのプレーを、果たして一体、何人の日本人「18歳」GKができるでしょうか?

 

1つだけ言えるのは、僕は【広島県の高校生GKの課題「7つ」≪GK分析レポート≫】(☜クリック!)で広島県の高校生GKを長い期間をかけて徹底的に分析しましたが、広島県の高校生GKが「できていなかった」事の多くが、このウム・セレイラットは「できていた」という事です。

 

確かにキャッチングやセービングなどの技術に関しては、ウム・セレイラットよりも日本代表やJリーグの優秀なGKの方が、まだ上です。

けど、それは日本の方がカンボジアよりもプロリーグの歴史が長く、その分「GKコーチ」によるきちんとしたGK指導を受けれた期間が長かったからです。これまではその時点で日本にアドバンテージがありましたが、そういった技術的なものはしっかりとしたGKコーチの指導を受ける事で身に付くものであり、プロ化して指導環境も整ってきたカンボジアのGKなら、それらの技術を身に付ける事は充分に可能です。それだけの「ポテンシャル」と「才能」をカンボジア人GKはもっています。

逆に、今回のブログでも何度となく触れてきたカンボジア人GKがもつ「敏捷性」。この「敏捷性」に関しては、カンボジア人が生まれもった天性の身体能力的な特徴=武器であり、日本人選手がいくら練習を積んだからといって身に付けるのは困難だと思います。

 

この、カンボジア人が生まれもった天性の身体能力的な特徴=武器である「敏捷性」などに、しっかりとしたGKコーチによる指導でさらにハイレベルな技術も身に付いた時…それでも果たして日本人GKは、カンボジア人GKに勝てるでしょうか?

 

ウム・セレイラットは「18歳」にして、「試合を通して正確なポジショニングをとり続ける」「両脚均等の重心とプレジャンプをしない」などのシュート前の「良い準備」という、日本人GKでもなかなかできない事が、すでにできています

 

ソウ・ヤティもウム・セレイラットと非常に共通点が多い素晴らしいGKでしたが、「身長178cm、23歳」のソウ・ヤティに対し、ウム・セレイラットは「身長181cm、18歳」という事からも、より将来性があります。確かに身長は世界基準で最低限必要な「185cm」(☜クリック)に達していませんが、18歳なのでこれから身長がもっと伸びるかもしれません(僕も18歳から身長が3cm伸びました。昨年も35歳にして1cm伸びましたからね)。

技術や身体能力などがほぼ完成している日本代表のGKに対し、18歳で線もまだまだ細く、キックやキャッチングなどの技術もまだ粗削りなウム・セレイラットは伸びしろがたくさんあり、底なしの可能性を感じます。しっかりとしたGKコーチの指導のもと、さらに成長、進化していくと、将来、一体、どんなGKになるのか…?楽しみでなりません。今後もウム・セレイラットには注目し続けていきたいと思います。

 

ウム・セレイラット、ソウ・ヤティと2人のカンボジア代表GKが日本戦で出色の活躍を見せた事は、多くのカンボジア国民に勇気と希望を与えたはずです。この2人のGKの活躍を見て、カンボジアの子供たちは「GK」に憧れを抱いてGKになり、将来、その子供たちが成長して、再び日本の前に立ちはだかる…カンボジアでこのような「GK」の好循環が生まれるかもしれません。カンボジアサッカーの未来を考えても、ウム・セレイラットとソウ・ヤティの活躍は、本当に大きな意味をもっていたのです。

 

カンボジア代表は試合後、日本代表ベンチまで来て、深々と一礼をしてくれました。

日本でも学生サッカーまでは見られる光景ですが、それを一国の代表チームがしてくれた事がとても嬉しかったですし、カンボジア代表に対する敬意感謝の気持ちが湧いてきました。我々日本人が忘れてしまいつつある「大切なもの」を思い出させてくれました。この光景に、多くの日本人が心を打たれました。埼玉スタジアムの試合では、カンボジア人サポーターは試合後、ゴミ拾いまでしてくれました。

日本人が忘れつつある「大切なもの」をもち、礼儀正しく謙虚な姿勢で、着実に、そして急速に力を付けているカンボジアサッカー。

「謙虚さ」を忘れた日本スポーツ界に待つ「凋落」の危機】(☜クリック!)でも書きましたが、我々日本人が「格下カンボジアなんかに負ける訳がない!」と舐めてあぐらをかいていたら、近い将来、カンボジアに負けてしまう…と危機感を抱きました。そうならないためにも、カンボジアから良い部分は謙虚に学び(☜クリック!)、これからのGK指導に生かしていきます。

 

ウム・セレイラット、ソウ・ヤティ、そしてカンボジア代表とカンボジア国民。たくさんの事を学ばせてくれて本当にありがとうございました。

Thank you so much Um Sereytoth, Sou Yaty, Cambodia National Football Team, Cambodian people!!

 

 

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非常に残念な事に日本ではまだまだ「GKコーチ」が不足していて正しいGK指導が普及しておらず、このような「問題点」を抱えながら、それを指摘してくれるGKコーチがいないがために自分が抱える問題点に気付かず、何が問題なのかも分からないままただ漠然と練習して、一生懸命やっているにも関わらず徒労に終わって全く伸びない…というGKが、全国に山ほどいる。

 

これほど、もったいない事はありません。

 

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だからこそ僕は、この「GKアドバイザー」業務を行っている。全国のGKから送られてくるプレーや失点の動画を分析し、何が「持ち味」で何が「問題点」かを伝えてさらなる成長を促し、プロに行きたいGKはプロに、今の所属チームでレギュラーになりたいサブGKはレギュラーに…自分の人生を変えて欲しい。その手助けをしたいからこそ、僕はこの「GKアドバイザー」業務を行っているのです。それが、ひいては「日本のGKのワールドクラスへのレベルアップに繋がる」と信じているから…。

 

このブログのように写真を用いてプレーを分析して欲しい全国のGKの皆様。GK分析業務を行っていますので必要事項「氏名」「住所」「年齢生年月日)」「連絡先電話番号」「所属チーム」(無所属の場合「無所属」で)を明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡下さい!「本気で成長したい魂あるGK」なら、誰でも大歓迎です!(詳細はメールにてお伝えします)

 

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