不可解だらけの「クラブW杯」!改革、求む!


 

 

<動画> 「クラブW杯 準決勝『ACミランVS浦和レッズ』」

 (白が「ACミラン」、赤が「浦和レッズ」)

  

<動画> 「クラブW杯 準決勝『ボカ・ジュニアーズVSエトワール・サヘル』」

 (紺&黄色が「ボカ・ジュニアーズ」、赤が「エトワール・サヘル」)

  

      

 今年もまた、「クラブW杯」が開幕しました。これで、3大会目…。

 

 

 いろいろな意見があるかと思いますが、僕個人としては、「クラブチームのW杯を行う」…という画期的なアイデアは大変おもしろく、大賛成です。今後、この大会がもっともっと世界的に認知され、名誉と権威ある大会に育ってくれることを、心より願っています。

 

 

 しかし、そのためには、課題も山積みです。現時点では、明らかな問題点が多く目立つ、不可解な大会になってしまっています。

 

 

 まず、この「トーナメント表」を見て、誰も何も思わないのでしょうか?明らかに矛盾だらけの日程なのですが、そこを指摘しているメディアを目にしたことがありません。

 

 

※「2007年クラブW杯 トーナメント表」 何じゃこりゃあ!?

 

 

 この大会は、あまりにも「南米」&「ヨーロッパ」に有利な日程になっています。

 

 

 「北中米カリブ海地区」、「アジア」、「アフリカ」、「オセアニア」のチームが先に試合を行い、潰し合いをして「疲弊」した後、中2日というあまりにもハードかつメチャクチャなスケジュールで、万全のコンディションで待ち構えている「南米」&「ヨーロッパ」のチームと対戦させられる仕組みになっています。

 

 

<動画> 「2007年 クラブW杯 『エトワール・サヘルVSパチューカ』」

 (赤が「エトワール・サヘル」、白が「パチューカ」)

  

         

 

<動画> 「2007年 クラブW杯 『浦和レッズVSセパハン』」

  

         

 

 

 何だか、主催者側の「南米VSヨーロッパで、何としても決勝を闘ってもらいたい。その方が視聴率もとれるし、大会も盛り上がる」…という魂胆が丸見えで、とてもじゃないけど納得できません。極めて、不公平な大会です。

 

 

 確かに、「公平」な日程で闘っても、「南米」と「ヨーロッパ」が強いのは認めます。それは間違いないです。

 

 

 しかし、「強い」からと言って、日程まで有利になってしまう国際大会を、僕は見たことがありませんし、そんなの絶対におかしいです。

 

 

 国と国が闘う「W杯」は、「強い」からと言って、「南米」と「ヨーロッパ」の国がグループリーグを免除で、決勝トーナメントから闘う…なんてことはありますか?そんなことは、ありません。

 

 

 「国際大会」というのは、強者も弱者も関係なく、全てのチームが「公平」な日程で闘うからこそ、意味があり、価値があるはずです。そもそも、「公平な日程」というのは、国際大会を行う上での、最低条件です。でないと、国際大会など、成立しません。

 

 

…それが、こんな不公平な日程で闘うのなら、それはもう、国際大会とは言えません。

 

 

 サッカー経験者なら、「中2日」で次の試合を闘うというのが、どれほど大変なことか、分かると思います。しかも、その強行日程で、「格上」と闘わなければならないのです。さらには、時差がある「異国の地」、日本で…。これでは、本来、起こせるはずの「番狂わせ」も、起こせなくなります。それとも、「番狂わせ」を起こさせないために、わざとこの日程なのか?「番狂わせ」は、国際大会の醍醐味の1つのはずなのですが…。

 

 

 こんな不公平な日程を組むくらいなら、いっそのこと、「開催国枠」を廃止して(これに関しては下に詳しく書いてあります)、「南米」と「ヨーロッパ」からは2チームずつ参加してもらい、「全8チーム」でトーナメントを行った方が良いと思います。「全7チーム(昨年までは、全6チーム)」という中途半端なチーム数で大会を行うから、こんな不公平な日程になるわけで、それなら「全8チーム」にして、全てのチームが1回戦から闘う公平な日程にした方が、絶対に良いです。

 

 

Yoji提案!「公平なトーナメント表」!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 「ヨーロッパのチームはハードスケジュールの中、来日しているのだから、万全のコンディションではない」…という意見もよく聞かれますが、これも、おかしい…。なぜなら、他の大陸のチャンピオンチームだって、メチャクチャ、ハードスケジュールの中で来日しているのです。それはヨーロッパのみならず、どの大陸も一緒。メディアが報じないから、知られてないだけです。

 

 

 

 そして、「大会日程」と共に、もう1つ疑問を感じるのが「開催国枠」です。

 

 

 僕としては、「開催国である、母国・日本のチームに、何としてもクラブW杯に出場して欲しい!」という強い気持ちは、当然、あります。

 

 

 しかし、「開催国枠」というものができてしまったおかげで、他の大陸と比べてレベルが落ちるアジアから「2チーム」も出場するという、不可解な事態が起こってしまいました。

 

 

 しかも、「開催国枠」のおかげで、浦和レッズの「ACL王者」という偉業の価値が下がってしまったような気がします。

 

 

 なぜなら、日本のファンなら、「ACL王者かつ、開催国枠である浦和レッズの代わりに、アジア枠として、ACL準優勝のセパハンがクラブW杯に出場」…ってややこしい事情も分かりますが、世界各国のサッカーファンたちは、「なぜ、アジアから2チーム出場なのか?」と疑問が起こり、そしておそらく、「浦和レッズは、開催国枠。セパハンがACL王者なんだろうな…」と勘違いしているに違いないのです。

 

 

 日本のためを思って作った「開催国枠」が、逆に、浦和レッズの「ACL王者」という快挙の価値を落としてしまっている…。日本人には、事情が分かるかもしれませんが、世界の人々には、分かりません。ここが非常にもどかしいのです。

 

 

 それでも、どうしても「開催国枠」を残したいのであれば、「オセアニア枠」を撤廃して、オセアニアとアジアを統一した「アジア・オセアニア枠(出場枠は1チーム)」を作り、一緒に予選を闘わせた方が良いと思います。アジアとオセアニアは距離的にも近いので、問題ないはずです。

 

 

<動画> 「2007年クラブW杯 『セパハンVSワイタケレ』」

 (黄色が「セパハン」、白が「ワイタケレ」)

 このカードなどは、「クラブW杯」本大会で組むべきカードなのでしょうか?これは、予選(アジア・オセアニア予選)で行うべき試合のような気がします…。

 

 

         

 

 今日の提案は、2つ…。

 

 

 「南米&ヨーロッパに有利という、不公平な日程を組むくらいなら、南米、ヨーロッパ…それぞれ2チームずつ参加させ、全8チームでトーナメントを行い、全てのチームが1回戦から出場する、公平な日程でクラブW杯を行って欲しい」

 

 

 そして…

 

 

 「開催国枠の廃止。アジアからは、ACL王者の1チームのみ出場。もし開催国枠を残すなら、アジアとオセアニアを統一した枠を1つ作る」

 

 

 

 …この2つだけは、何とかFIFAに改善してもらいたいです。

 

 

 そうすれば、より「クラブW杯」が楽しめ、より「名誉」と「権威」ある大会に育っていくのではないかと思います。

 

 

 個人的には「クラブW杯」に凄く興味があり、行われている試合はどれも白熱しているみたいなので、この大会がより発展していってくれることを、心より願っています。

 

 

 

 頼むよ、FIFA!!

※連絡先メールアドレス☟☟☟

cafehondurasyoji@hotmail.co.jp

 

ワシが書いた電子書籍!やじるしGKノウハウ&海外ノウハウ

「GK情報」盛りだくさんのメルマガ!やじるし山野陽嗣の「GKマガ」

facebookフェイスブック(誰でも閲覧可能!)やじるしYoji Yamano╱山野陽嗣

ツイッターツイッターやじるし@yoji_yamano

メラメラブログその1やじるしGK分析&採点!元U-20ホンジュラス代表GKコーチ山野陽嗣のGKアドバイザー業務

コーチユナイテッド やじるしGKセミナー動画&対談記事

 

広告

不可解だらけの「クラブW杯」!改革、求む!」への6件のフィードバック

  1. お久しぶりです。クラブW杯について、欧州vs南米に仕向けたいトーナメントや、開催国枠と言う名のJリーグ枠など、僕も突っ込みたいところは何ヶ所かあります。大会が大企業の広告媒体になってるみたいで…。

  2. Shinさん。
     
    コメントありがとうございます。お元気ですか?お久しぶりですね。
     
    本当、Shinさんの言う通りです。突っ込みどころ満載ですよ!(笑)
     
    「名誉と権威ある大会」というより、「ビジネス」色が強い大会になってしまっている点が、大変、もどかしいのです。「クラブの世界王者を決める」というアイデア自体は好きなのですが…。
     
    まだ始まったばかりの大会なので、これから徐々に改善されていくことを、心から願っています。
     
     
    それと、以前、いただいた「質問」に関してなのですが…。
     
    Shinさんの質問にあったコーヒーを飲んだことがないので、現時点では答えられないのです…。
     
    また、いろいろオーストリアのコーヒーは飲んでみたものの、いかんせん、安いコーヒーしか飲んだことがなく、正直、何とも言えません。
     
    ホンジュラスのコーヒーとは、明らかに違うと思うのですが…。
     
    ホンジュラスのコーヒーは凄くサッパリ、アッサリしていますが、オーストリアのコーヒーはもっと苦味があるように感じます。
     
    …が、現時点では、やはり上手く答えられません。
     
    お役に立てなくて、申し訳ないです!!
     
    では、また!!

  3. 私も同感です。いっその事、代表レベルのW杯やオリンピックのように16~30クラブぐらいが参加できる規模の大きな大会に成長してくれる事を望みます。
    その方が関心も高まりますし、毎年日本で開催するって訳にもいかなくなるでしょうしね。今回のクラブW杯は、各クラブ共、大会2日前ぐらいに来日した
    そうですね。前々回のバルサの来日時に比べれば今回はまだマシな方ですね。もっとFIFAとUEFAが仲良くすればこんな強行日程組まなくて済むんですけど……。某テレビ局も某新聞社も、クラブW杯を是が非でもなんとかして権威付けようと必死なのが見え見えなんですよね~。だからクラブW杯といったって観客が入らないんですよ。真のサッカー通連中はUCLやリベルタドーレスを見るんですよ。解説者も実況も、局やスポンサーに気を使ってメチャクチャなことを言う。今のような形だけのクラブW杯をやったって誰も連いてこないんですよ。あっ、すいません!書き綴ってたら結局グチばっかのコメントになっちゃいました。

  4. geocareさん。
     
    コメントありがとうございます。
     
    本当にそうですよね~。形だけの「クラブW杯」になってしまってる点が、大変、残念です。
     
    日本のメディアが大会を盛り上げようと一生懸命になってくれてる点は、凄くありがたいし、良いことだと思うのですが、肝心の大会自体が不可解だらけなので、どうしても見る側も盛り上がりに欠けてしまいます。…それは、やってる選手も同じでしょうね。
     
    ただ、どんな大会にしても、最初は不完全なものが多かったようですし、「クラブW杯」も、こうして問題を抱えながらも歴史を積み上げていけば、いつしか名誉と権威ある大会に成長してくれるかもしれません。…しかし、今の調子だと、その前に大会自体が消滅してしまいかねませんよね(以前、1度、消滅してますし)。
     
    とにかくFIFAには、早急なる改革を求めたいです!!
     
    コメントありがとうございました。
     
     

  5. あごちさん。
     
    コメントありがとうございます。そして、同意して下さって、ありがとうございます(笑)。
     
    とにかく、FIFAに改革を求めます!!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中