『中国・天津帰還編 ~その4~』 中国が僕に教えてくれた、人間として最も大事なこと…。


 このブログを書き始めてからの約2年間…。
 一貫して書き続けてきた言葉があります。
 それは………
 『笑顔』…。
 大学生までの僕は、いかに「苦しい」ことを、「しかめっ面」で「耐え抜いて」やるか……それで「道が開ける」…と信じていました。実際には、その「しかめっ面の美学」で開けた道もありました。しかし、ある程度のところまでいくと、それでは「限界」があることに気が付きました。
 今からおよそ5年前…。「2002年9月」…生まれて初めて、「中国・天津」の地へ上陸しました。そして中国は僕に、「人間として最も大事なこと」…を、教えてくれました。
 それは、『笑顔』です。
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 上の写真は、今回(2007年6月)の「中国・天津帰還」の際に撮ったものです。この『笑顔』を見て下さい!!何て素晴らしい『笑顔』でしょうか!?僕は中国留学時代、彼ら中国人から、こうして『笑顔』の重要性を学びました。あれから「3年半」経った今でも、中国人の、あの「輝くような『笑顔』」が失われてないことを、この目で確認でき、本当に本当に嬉しかったです。
 上の写真の彼らは、貧しい市場で働いています。日本人的に見れば、「みすぼらしい」「かわいそう」…と思うかもしれませんが、僕は留学時代に、彼ら市場で働く中国人に聞いたことがあります。「幸せか?」と…。すると彼らは、堂々と胸を張って即答しました。「俺たちは確かに貧しいかもしれないが、本当に幸せなんだ!!」 …それは、彼らの満面の『笑顔』を見るだけでも、充分、伝わってきました。
 日本はありとあらゆる面において、大変、恵まれた国です。しかし、今、同じように「幸せか?」と聞かれて、彼ら中国人のように、即答で「幸せだ!」と答えれる日本人が何人いるでしょうか? 彼ら中国人のような、満面の、「輝くような『笑顔』」を見せれる日本人が、果たして何人いるでしょうか??
 僕は何度となく、中国人の『笑顔』に救われてきました。彼らの『笑顔』を見ていると、自分の悩みなど、エラくちっぽけなことに思えてきました。『笑顔』には全てをプラスに導く「無限のパワー」があることを、僕は中国で学んだのです。
 『笑顔』には、「人と人をつなぐパワー」もあります。
 中国では、いたる所で、人間味溢れる、温かい、『笑顔』と『笑顔』の人間交流が見られます。そして、それら『笑顔』と『笑顔』の人間交流が、中国という国全体に、とてつもなく大きな「エネルギー」をもたらしています。老若男女を問わず、本当、みんなイキイキと「躍動」しています。今回の、「3年半ぶり」の「中国・天津帰還」でも、中国のそういった素晴らしい面がたくさん見れて、そして、その「エネルギー」を肌で感じることができました。
※『笑顔』と『笑顔』の人間交流…。
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※老若男女を問わず、イキイキと「躍動」する人々…。
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※溢れる、「エネルギー」…。
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※「エネルギー充電」のために眠っている人も居ます(笑)。
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※「エネルギー」が溢れ過ぎて、写真撮影しているカメラを無視して、堂々と横切って行く、おばちゃん集団…(笑)。 ドラゴンボールの「気」ばりに溢れる「エネルギー」が体を包み込んでいるのが、肉眼でも確認できます(特に後ろのおばちゃん)。 ※この写真は、「4年前」に撮影したものです!!
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 上記した「市場」ですが、噂では国が強制的にこういった「市場」を撤去していると聞き、「発展することで、あの中国の良さが消えてしまうのか!?」…と心配しておりました。実際のところは、一体どうなっているのでしょうか…!?
※これは4年前の写真…。2003年。天津のとある、「市場」(「四号路」って名前じゃったかな!?)。確かに汚いのですが、ここには、本当に素晴らしい『笑顔』と、「人間らしい交流」が溢れていて、いつもここに来るのが本当に楽しみだったんです。4年経った今でも、存在するのでしょうか…??
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 4年後…。
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※現在!!2007年6月。 何だか、随分、さっぱりしてしまったような…!? 若干、寂しい感じもしましたが、「市場」はまだ、かろうじて残っています!!また「4年後」には、一体、どうなっとるんじゃろう…?心配です。
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 よく、「今の中国は、昔の日本とそっくりだ。」という人がいます。…と言うことは、中国も「発展」してしまえば、現在の日本のような国になってしまうのでしょうか? 「発展」してしまえば、あの、「輝くような『笑顔』」も、「人と人との、人間味溢れる交流」も、無くなってしまうのでしょうか!? これは、人類が「発展」していく上で、避けて通れない道なのでしょうか!? それでは、あまりにも…あまりにも!…寂し過ぎます!!
 僕個人としては、中国人の持つ「輝くような『笑顔』」も、「人と人との、人間味溢れる交流」も、それが「貧しいから」「まだ発展途上の国だから」…なのではなく、「中国人が先天的に持った、国民性」であり、「不変の魅力」であって欲しいと、心から願っています。
 僕に、「人間として最も大事なことは何か?」…を教えてくれた中国…。
 この恩は、絶対に忘れません!!
 本当にありがとう、中国!!

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cafehondurasyoji@hotmail.co.jp

 

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『中国・天津帰還編 ~その4~』 中国が僕に教えてくれた、人間として最も大事なこと…。」への2件のフィードバック

  1. Yojiさんこんにちは。
    私にとっても中国は特別な国です。第2の故郷です。
    いい人は、それがどこの国の人であってもいい人なんだ。という当たり前のことに気がつきました。
    (あれ?意味不明??)
     
    とにかく中国は、私の人間形成にかなり大きく影響している、ということでした。
    人間形成は子どもの時だけじゃなくて、一生続くんですね。
    学び続けてよくなりつづけることがつまり「生きる」ということなのでしょうか。
     
    私もホンジュラスから帰ったら、中国に行ってみたい、そういう気持ちになりました(^-^
     

  2.  たまみさん。
     
    コメントの返事が遅くなって申し訳ありませんでした。たまみさんにとっても中国は「第2の故郷」でしたか!いいですよね~、中国!!ホンジュラスから帰ったら、ぜひ中国に行ってみて下さい。今回、僕が感じたのは「中国はやっぱり期待を裏切らない」ということです。短い時間でしたが、僕の溜まりに溜まった、3年分の中国に対する想いに、中国はしっかりと応えてくれました。では、お元気で!

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