「2004年4月」…。
アメリカ「USL(ユナイテッド・サッカーリーグ)協会」管轄化の「PDL(プレミア・デベロップメントリーグ)」に所属する「パームビーチ・プーマス」への入団が決まり(☜)、新たなサッカー人生がスタートしました(当時「24歳」)。
監督からは僕を必要としてくれる気持ちが伝わってきて、凄くやりがいの有るチームだなと感じていました。期待と不安に胸を膨らませてのスタート…
しかし、いきなり出鼻をくじかれました。
開幕戦となった「ココ・エクスポス」とのアウェーゲームに先発出場した僕…って、僕じゃない!??
いや、確かに僕が出場したのですが、選手カードの名前が「ストランク・ジェフリー」になってる!!選手カードの写真は僕です。けど、名前はストランク・ジェフリー…。
監督に後で聞いてみると「Yojiの外国人選手登録の手続きには1ヶ月以上かかり、開幕戦には間に合わない。だから、偽名で出場してもらう事となった…。」って明らかな違反じゃん!けど、審判にもバレず、何とかピッチに立つ事ができました。
何と何とココ・エクスポス相手に1-8の記録的大敗!!
8失点なんて、もちろんサッカー人生初の経験です。
…けど、この大敗も納得できました。プーマスはこの開幕戦までに1度もチーム練習を行っていなかった!アメリカ各地からこのリーグの為に集まってくる選手達は、それぞれの事情があり、合流が遅れ、開幕スタメンの半分以上が、この日、初めて見る顔でした。GKとして、選手の名前も分からなくて指示の出しようもなく、チームのコンビネーションも取れるわけがない…。
第2節は、この年PDLで優勝する事になる「セントラル・フロリダ」に対して健闘はするも0-2で敗戦、続く第3節も0-3で完敗し、今までのサッカー人生でも例が無いほど苦しい状況が続きました。
さらには第3節で脚を痛め、第5節以降の試合に出場できなくなりました。怪我で練習もできず、サッカーするためにアメリカに来てるのに、サッカーできない…という厳しい状況に追い込まれました。
しかも、中国時代(☜)と違って、ここには僕にプラスのエネルギーを与えてくれる人が、本当に少なかった…。
周りの人達は、常に誰かや何かに対する不満ばかりで、「負のオーラ」に満ちている(もちろん全員ではないが)…。だから、自分で自分をプラスにもっていくしかない。けど、時には周りから「負のオーラ」を浴び、さすがに精神的に落ち込む事も有りました。こんな事、中国時代はただの1度も無かった事です。
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